ピカソ美術館にいった。ピカソがアーティスト活動をはじめたときの作品から晩年の作品まで並べられていた。ピカソ自ら協力して開いた美術館らしい。
展示をみながらふと、駆け出しのころの未熟な作品を展示するってめちゃくちゃ恥ずかしくないか...と思った。自分の場合は、未熟なころの昔の文章や初期のプロダクトは誰にもみられたくない...
でもピカソは多分、"生き様"で勝負していた。自分と世界を本気で対峙させつづけ、ピカソ自身を磨いてきたからこそ、そこから出てくるアウトプットや時間とともに生まれる変化、そういう軌跡を展示できるのだと思う。
自分もそんな人生を歩みたいなと思った。うまく行った結果だけを見せるんじゃなくて、その過程を通じて、生き様を見せれるような人生にしたい。それに、そういうメンタリティでいきるから、常に全力でいることができて、自分の命でできる最大の爪痕を残せるようになるんだと思う。
それに、結局のところ、自分を満たせるのは自分。結果を出して、お金をもっても、誰かにチヤホヤされても、自分が自分のことを認められないと一生満たされない。
自分がどんな思いで、どれぐらい本気で、どんなことをやってきたのか?それを一番知っているのは自分。自分には嘘がつけない。
もちろん結果も大事。結果がでないとプロセスも認めるのも難しくなる。でも、最後に問われるのは、生き様なのではないか。
"自分はどんな生き様を刻むのか"を常に心の中で問い続け、生き様をそのまま美術館に展示できるぐらいの、自分自身に誇れる生き方をしたい。
P.S