24年5月3日。娘が生まれてくるまであと1ヶ月を切った。
どんな心持ちか残しておきたくて文章を綴る。
まず、喜びを感じる。それは、自分より大事な、愛する人が生まれてくる喜びなのだと思う。
愛する人がいることは人生を豊かにしてくれる素晴らしいこと。それが妻のあおいだけじゃなくて、もう一人増えるということ。そんなに喜ばしいことはない。
もちろん不安もある。ちゃんとした父親になれるだろうか、しっかりと愛し続けられるだろうか、最後まで守ることができるか...
でも、できると思う。そんな予感と覚悟がある。
娘に対しても「その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすこと」を誓いたいと思う。
生まれてくる子には、十分すぎる愛と、人生は自分の手で切り拓くことができるという感覚を授けたいと思う。そして、人生は楽しいということも教えたい。
そのためには、まず家族を愛す。とてつもなく愛す。いつかじゃなくて今愛す、今日愛す。それを一番大事なことにする。
そして、娘を一人の人間として尊重する。失敗を責めず、自分の力でチャレンジすることを応援する。驚きや感謝をたくさん伝える。
最後に、自分とあおいが人生を謳歌する。人生の楽しさを背中で示す。人生ってこんなに素晴らしいんだって思ってもらえるような生き方をする。
まぁでも正直、学ばせてもらうのはこちらになると思う。
忘れていた気持ち、親への感謝、人間の美しさ、世界の不思議。いろんなことを気づかせてくれると思う。
自分もたくさんチャンレンジして、たくさん成長しようと思う。
「父になる。」
この覚悟と思いと高揚感をここに残しておく。