ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『わたしが幽霊だった時』

水瀬
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公開:2025/12/22

読み終わったー!面白かった…

主人公と共に何が起きたのかさっぱりわからないまま話が進んでいったから、続きが気になって仕方がなかった。序盤はゆっくりの展開だったけど、中盤から怒涛の展開で一気に読み終わった。

姉妹の個性の強さ!普段の会話から激しい喧嘩…初っ端から強烈で笑った。こんな喧嘩する姉妹がいたら嫌だよ!それと『九年目の魔法』と『クリストファーの魔法の旅』同様、ネグレクトする毒親が登場。あとがき(面白いのでここも読んでほしい!)を見ると(薄々感じてはいたけど)DWJ自身が経験したそう。

ゆっくりした展開、個性が強すぎるキャラ、毒親…どれかに苦手なものがある人や、読みにくいところが所々あるので、翻訳ものに慣れてない人には向いていないかも。だけどハッピーエンドで終わるし、興味を持った人は読んでほしいな。

(これハッピーエンドでいいのかな?いいよね?)

※以下はすこ〜しネタバレになるかもしれないので、一応注意を。


私、今と昔を行ったり来たりという展開が大好物なんですよ。あと並行世界も。だから著者の書く作品に惹かれるものがあるのかな〜なんて思ったり。一度読んだだけではわからない話、読み返すとわからなかった伏線に気付く話、良いと思います!

@yukiusagi07
本や日常、思ったことを書きます。