iPadファンのひとりとして、さっき行われたApple Eventの感想をふらっと書くぞ！！！
俺
大学4年生
大学1年のとき、無印 iPad (第7世代)を使ってノートテイクをはじめる
大2の春、iPad Pro (2018)の認定整備済製品を買う
以来、大学の授業でのPDF資料閲覧やApple PencilとGoodnotesでのノートテイク、Smart Keyboard Folioを用いたちょっとした短文のタイピングなど多岐にわたって大活用しています。同人即売会では決済端末Squareを動かすレジとしても使っています。
今回発表されたiPadの雑感
順当に進化しててよいね～、ぐらいで特に言うことがないんですが、純粋に新しいiPad Proのディスプレイの綺麗さと筐体の薄さが気になります。iPod nanoより薄い、Apple製品史上最も薄いというフレーズには純粋にワクワクしますし、店頭とかではやく触れてみたいです。
iPad Proはさらに“プロ向け”の性質を強めていますね。映画・映像の製作現場とか、写真家とか、絵師さんとかが使ってこそ最大限に威力を発揮するんだろうなぁという感じがしています。AirもProもようやくカメラ位置・スピーカー位置などが横向きの利用を前提とした配置に変わりましたね。
価格についてはクソ円安のおかげで終わり散らかしていますが、64GBモデルとかいう価格詐欺がなくなったおかげで最低価格のものを買っても十分使えるようになっているのが良いと思います。Proがプロユース端末としてどんどんパソコンに近い値段になっていくのは不自然ではないし、Airも最低モデルならギリ10万切ってて、思ったより悲惨な感じではないなというのが正直な感想です。
大学生活とiPadの相性
大学生という存在とiPadというプロダクトの相性は最高で、授業に関することから趣味の分野まであらゆる場面で重宝します。正直クリエイターでもない限りiPad Proとか持っててもYouTube専用端末として腐らせるだけなので、だいたいの人にとっては学生の間が最もiPadをiPadらしくフル活用できる期間なのではないかと思っています。
だからこの記事を読んでいる人でこれから大学生になる人なんかには、学割や分割を活用してぜひともiPadを手に入れてほしいと思っているのですが、ひとつ難点がありまして……
Smart Keyboard Folio、どうやら廃止に向かうっぽい
iPad AirやProの純正キーボードケースには近年主に2つのモデルがありました。
Magic Keyboard
iPadをPC的に使える
トラックパッドがついている
価格は高く、重量は重い
逆パカができない
Smart Keyboard Folio
iPadをちょいPC的に使える
トラックパッドはついていない
Magic Keyboardよりは軽い
逆パカができる (→Apple Pencilとの相性が良い)
トラックパッドがあるのは非常に魅力的ではあるものの、私はSmart Keyboard Folioを買いました。理由としては、iPadは結局のところ不便で不自由なタブレットデバイスに過ぎず、それでもiPadを使う最大の理由こそが「機動力」だと考えたからです。Magic Keyboard+iPad Proはこれをタブレットですといって渡されたらギリ許せない程度には重たいので、ノートをとったり何ならPCと一緒に両方持ち歩いたりする大学生としての使い方には合わなかったのです。重くて取り出しづらい上に不便なら、もうPCを取り出せばいい。
しかしながらこのSmart Keyboard Folioは静かに廃止され、最新のiPad AirやProではMagic Keyboardを選ばざるを得なくなりました。新型Proの筐体や新Magic Keyboardはどちらも軽くなっているようなので、重量は以前ほど酷くはないのかもしれませんが、SKFファンとしては少し寂しいと感じます。
私は時代に恵まれたのかもしれない
手書きをする上で、ProMotionつまり120Hzヌルヌルディスプレイは結構重要になります。ペン先と描画の追従性、手書きの快適性に直結するからです。だから私は格安でヌルヌルだけを手に入れるために型落ち認定整備品を購入したのですが、今振り返ると、あのタイミングでこの選択ができたのはかなり軌跡に近く、ギリギリ滑り込んだな……というような感じがします。今ほど円安も悲惨ではなかったですし。
もはやヌルヌル手書き体験はそのへんの庶民に手が届くものではなくなってしまいました。ガチの絵師などでなければそう簡単に手が出せなくなってしまってつらいですね……。これから大学生になる人は何も考えずにiPad AirのセルラーとMagic KeyboardとApple Pencil Proを買えばいいと思いますが、これでも価格はヘビーですし、ディスプレイは60Hzになってしまいます。
iPad Pro (2018)が、過剰なカメラ性能も過剰なチップ性能もなく、良い感じにヌルヌルディスプレイだけ手に入れられ、Smart Keyboard Folioも使うことができるちょうど良いデバイスだったわけで、マジでちょうどいいタイミングで大学生をやることができたんだな……としみじみ思っています。
残りの大学生活もiPadを無駄にしないように、頑張って卒論書こうと思います。あとは早いうちにM4 MacBook Airが出てください。社会人になったらM4で仕事がしたいです。