先日、実母の身勝手さにまだ一人でウガア!!となった。あいつはどうして!!!と怒りと惨めさとやるせなさが襲ってきて本当にしんどい。
ところで私は心身の健康のためフィットボクシングをなるたけやっているんだけど、昨日デイリーをしながら「そうか、この拳で私は私の敵を殴ることができるのか……!」と新たな発見をした。なんというか、常に私は人生をコントロールできていない気持ちがある。支配的な実母のもと育っているため特に実母に関する感情とかは顕著で、上記の怒り、惨めさ、やるせなさは制御不能だ。でも、これもやっぱり別ルートがあるのでは?と思った。制御不能をぶん殴って黙らせられるのでは?と思った。心理学には学習性無力感というものがあって、私はそれで学生時代実母に逆らうことをしてこなかった。だがしかし、その学習した無力感をぶん殴る、そう、反抗期が来たのではなかろうか。
実際に実母を殴るなんてことはもちろんしないけど、要は『私は自分の人生をコントロールできる』と学び直す機会がやってきたと思う。自己決定感というやつですね。
結婚も出産も今の職場も自分で決めた。そこに伴う責任は取るつもり。でも、私はどうにも『他人との関係性で生まれたネガティブな感情を受け止めきれない』ところがあるとフィットボクシングしながら考えた。実母からの暴言も先輩からの嫌味もずっと刺さって抜けなくてその膿がどろどろと身体中を巡ってる。この膿を別ルートで捉え直すと「暴言や嫌味を膿にする必要はない、なんなら私の敵は全部殴れ!!!」というふうになるのではないでしょうか。
だって私は、私の人生をコントロールできるはずだ。そうしていいはずだ。他人との関係性で生まれたネガティブな感情なんて、恐れなくていいのかもしれない。殴って、黙らせていい。自分の人生を守るために!!!!!
一種の開き直りというやつだろうか。でも考えて慎重に生きるとこうなるので、一皮剥けたいし開き直りという手段も行使していきたいところである。
そんなわけでフィットボクシングの後半は、拳に力が入った。とてもいい殴りができたと思う。いつもありがとう、ベルナルド先生!!