sunsama
デイリープランナー。ガイド付きで計画立てられるところや1日の設計ができるのが良さそう。連携はNotion, Github, Gmail, Slack, Linearがあるので十分といえる。
ドラッグ・アンド・ドロップで各ツールからやることをプラニングできるのはかなり効果が高そう。Slackメッセージもアプリ内に入るのであればかなり良さそう。
タスク自体の同期もありNotion, Github, Todoistといったツール間でのタスク同期がある。二重管理にならなくて済むため、良い。
インサイトがあるのも気になるポイント。1日に自分がどの作業にどれくらいの時間を費やしているのかを確認できるようになるのは大きい。こういう情報は目に見えないとバイアスのかかった自己認知で認識してしまう。
しかし・・・値段は $16 / Month(月毎だと $20 / Month)、高い高すぎる・・・。日本円にすると2476円。2476 / 30 = 約82.53円。1日100円のジュースを節約すると考えれば安いが・・・かなり戸惑う。
価格マニフェストもあるのはちょっと面白い。実査にプロダクト自体も2週間のトライアル期間を経ないと有料化ができない仕様なので、「実際に価値を感じてからお金払ってね」のマインドなのかもしれない。惹かれる。
とはいえ、対抗になるTickTickでカバー出来ないかと聞かれるとカバーできそうな部分もあるので何とも言えない・・・。Google カレンダーと双方向統合なのも少し気になるポイントだった。
Akiflow | Time-Blocking Digital Planner & Calendar
こちらもデイリープランナーアプリ。sunsamaのUIのが好みだが、正直機能はほとんどsunsamaと変わらないように見える・・・。
値段は $19 / Monthly(年プラン), 月プランだと($34 / Monthly)になる。デイリープランナーアプリは相場がこの辺りなのかもしれない・・・。
こちらの場合は年プランだと44%OFFになる上に、1on1のコーチングも付くらしい。
これはもうプロダクトOnlyというよりもコーチングも含めたサービスと捉えるほうが的確そうに感じる。そして「いつでもキャンセル可能」というのが年額にあるのが特徴的だと感じた。
これはつまり「年プランで払うと割引もあるし、いつでもキャンセルできる(残り期間のキャッシュバック)」があるということだろうか・・・。ますます月額プランを選択するメリットはなくなりそう。
価格ページにROI簡易計算ツールがあるのも面白かった。「あなたの1時間はどれくらいの価値がありますか?」という質問のデフォルト値が$50 / hourになっていたのに相場の差を感じてしまう。
自分はそこまで使おうという気分にならなかった(sunsamaの時点である程度意思決定していた)のでもし詳しく知りたい人は下の動画を見てください。
Superlist
シンプルなTODOリストアプリ。特徴は統合。
無料ではGmail, Google Calendarとの連携及びTodoリストの機能が使え、$8 / MonthでプロプランとしてSlack, Github, Linear, Figma, AIリストの機能が使えるようになる。デリバリー速度も早いため、今後のアップデートにも期待ができる。
TickTickやsunsamaとの違いとして、カレンダー等のリッチなプラニング機能はないため、純粋なtodoリストとも言える。
Morgen Calendar and Task Manager
カレンダーを使うデイリープランニングが中心のデイリープランナーアプリ。
デイリープランニングアプリの中では低価格帯の $9 / Monthlyであり、sunsamaなどからの移行であれば15%オフになるという完全に狙っている競合プロダクト。Web版は存在せず、アプリを使用する。
TickTickのカレンダービューベースのタスク管理ツール感は否めない。
Linearとの連携をしてくれるのは面白かったが、正直値段的にはTickTickでいいかなぁと感じてしまった。Linear強し・・・。
Scrintal - Say goodbye to scattered thinking.
ObsidianのCanvas機能をベースにしたメモツール。
視覚的にメモを取れることが売りで、そのための機能やUXは高そう。
自分は図として整理することで思考がまとまり、より高度な解を導けるタイプなのでObsidianも好きだが(今これもObsidianで書いている)こういう図解的なツールも良さそう。
PKM実践者も携わっているらしく、ノートアプリとして不自由はなさそうな印象だった。現時点で年額プランでしか使えず、トライアル期間もないため手が出しにくい・・・。
Heptabase
Scrintalと同じく視覚的に情報を整理することがメインのノートアプリ。
プロジェクト管理もできるが、一番の特徴としては視覚的にトピックを管理しやすいことに尽きる。
自分は図で物事を考えるのが好きで楽しいタイプなので、ふりかえり等はMiroを使って行いたいタイプだった。このツールは自分にあっているのかもしれないため、Obsidianから乗り換えてみる。
Dashy: New Tab Dashboard and Side Panel
Chrome 拡張タイプのタブダッシュボード。UIがおしゃれ。
TodoistをIntegrationを見ている時に見つけた。自分はChromeを使わずにArcを使用しているため、今回恩恵を受けることは出来なかった。(Arcはデフォルトタブという概念がないため)
Arcを使えない状態で、Chromeでなんとかしたい!という人には結構重要なツールになるかもしれない。読まないITニュースをデフォルトタブにしている人はぜひ試してみてください。
Timers & Reminders Made Simple | Gestimer
タイムボックス通知アプリ。UIが面白い。ドラッグドロップでうにょーーーんと棒を伸ばして時間を設定する。$7で変える。
AFFiNE - All In One KnowledgeOS
NotionとMiroが一緒になっているアプリ。機能面はドキュメント部分はNotionで、ホワイトボード部分はMiroである。スタンプにねこちゃんのスタンプがあるのが可愛らしく、嬉しい。
特筆するべき点として$8 / Monthで使える。Miro Starterと同じ値段だということを考えるとNotionを使用していてMiroも課金しているユーザーであればかなり候補になる。
Local Firstなところも良い。ここらへんはObsidianからインスピレーションをウケているのかもしれない。ローカルだと軽いもんね。
あとがき
自分はLinear – A better way to build productsというProject Management Toolが好きで、このインテグレーションページから色々探求をしている。
最近の試みとして、自分の人生バックログをLinearで運用をしているため、なおさら利便性を求めて統合を探索してみたが、TickTickの強さを再認識する結果になった。TickTickの強みは多機能なのにあの値段で利用できるのがめちゃくちゃ強みになっているようだ・・・。
また、ツールの探求をしていると最新のアプリの「当たり前品質」としてキーボードショートカットが完備されていることがあるように感じる。どのアプリをとってもキーボードショートカットはFeatureとして紹介されていて、UXを高める大きな要因の一つなのだろうなぁ・・・。
そして、さらなる快適性を求めて僕はツールの海へ飛び込む・・・。