2023年のふりかえり

yumikokh
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2023年ももう終わり。去年〜今年のはじめくらいまでは、公私共に悶々とした日々を送っており、なかなか身が入らなくて辛みを感じていた日が多かった気がするけど、今年はエネルギッシュに過ごせる日が多かった気がする。

仕事面では、受託系4件、自社サービス系2件に関わらせていただいた。特に春頃から参画した案件は人生初のSaaS開発で、エンジニア歴8年目(!!)にして新卒1年目のときばりに新世界突入という感じ。「何がわからないかわからない」 という感情を久しぶりに思い出した。ただありがたいことに、設計方針についてのドキュメントがしっかりしていたり立ち上げ時にしっかりサポートいただけたりしたおかげで、GraphQL、フロントエンドテスト、Monorepo構成におけるpackageの分割など徐々に理解が深まっていき、設計の議論にも徐々に参加できるようになってきてとても楽しい。(気づけば1100コミット,+14000Lくらいしてた) 前プロジェクトでも一応テストコードはあったものの、基本flakyかつ今思えば過剰なユニットテストでパフォーマンスにも悪影響を及ぼしており、ただただ開発スピードの足枷になっているだけの存在としてしか認識できてなかった。(スケジュール厳しかったのもある)ソフトウェア開発界における賢人達の知恵に唸りながら、その時のベストな実装がなにかをちゃんと時間をかけて検討した上で実装できるある意味"健全な"開発ライフを日々過ごせることに充実感を感じた。この環境は当たり前のようで当たり前じゃないと思うのでとても感謝🙏 去年あたりまでこの先どうするか未定状態だったけどまだエンジニアとして楽しめることが分かってよかった。まだまだ知らないことばかりなので、引き続き賢くなっていきたい。(実はこれまで何度か新しい領域へ足を踏み入れるチャレンジをしてるのだけど尽く失敗しているのでこっち方向は考えることをいったん辞めた)一方、右脳的な活動は少なめだったのでそこはちょっと不完全燃焼。

OpenAIの登場も大きい。実装相談役な役割はもちろん、Copilot先生なしにはもうコーディングなんてできないレベルだし、たまーに小規模なデザイン依頼をされたときの壁打ち相手としても本当にありがたかった。例えばロゴデザインを考える時、コンセプトを入力していくつか画像で候補を提案してくれる。その案自体をそのまま採用!とはまだならないが、0→1が苦手な私にとってはほぼ無限にそれっぽいラフ案を考えてくれるパートナーがいることで精神的負荷がだいぶ下がり、喜んでもらえるデザインまで辿りつくスピードがあがった気がして感動した。これはデザインに限らず、何にでも言えることだと思うのでこれからもっと使い倒していきたい。

プライベートでは、安定していつメンとご飯食べたり遊んだり旅行にいったり、その週に行きたいと思ったイベントに週末ふらっと行ってみたりと、ここ数年の自分と比べたらかなり外にアクティブに動いていたと思う。(私を知っている人はおなじみの)tricotのライブだけでも5回は行けて、友人に会う頻度よりも多かったかもしれないw ART-SCHOOLのレコ初もアツかったし、People In The Boxのbillboardライブもよかった。今年は下北沢でやってる若手芸人の無料お笑いライブを始めお笑いライブに行く機会も増えた。日常会話が音楽とお笑いに侵食されつつある。1つのきっかけとしてやっぱり都内(下北沢近辺)に引っ越したのは大きいと思ってて、あれだけあった福岡帰りたい願望が薄まるほどに今の生活が個人的にはちょうどいいところでフィットしている。もうちょっと家賃が気にならない生活になれば無問題!

あとなんといっても、ずっと憧れていたスーパーカブC125の購入に踏み切れたのはナイスだった!都内に引っ越した時点で前に持っていたPCXは乗らなくなってしまって手放してしまったので購入するか迷ったけど、買って正解だった。エンスト知らずのギア操作は本当に楽しく、利便性重視のスクーターとは全く別物で特に用がなくても都内を街乗りしてる。(来年はvlogやってみたい)ライカといいカブといい、20世紀半ばに完成されたデザインや機能性に惹かれるところがあるのかもしれない。ただ、バイク置き場がオートロック内かつ屋根つきの今なので購入に踏み切れたところがあるので、次の引っ越しが非常に難しくなってしまった😂

それではよいお年を〜

@yumikokh
ここにポエムをかく