先日、私は、0から携わってるサービスをリリースさせることができた。
かれこれ2~3年、「作っても使われない」という産みの苦しみを味わってきたので、ぽしゃらずに、ようやく世に出る、誰かに使ってもらえるだけですごく嬉しかった。実際に使ってる人や、すごいと言ってくれる人もいたので、続けてきて良かったと思った。
その一方で、想定してなかったトラブルも次々と出てくる。
そしてtoCのサービスでもあるので、個々の端末や接続状況が起因のトラブルが多々あり、再現しないがゆえに、原因調査がなかなか進まない。
まあこれも求められてるだけ嬉しい悩みだ。
上層からも、「今が一番大事な時だからお客さんの声やトラブルには真摯にちゃんと向き合った方がいい」と言われていたので、先日実際に利用されている現場を訪問した。
自分が作ってることも伝えた上で、利用者に「使ってみてどうですか?」と尋ねたところ、ズバズバと改善点が出てきた。
作り手を目の前にして、「これ無理」「ありえない」「ゴミ」などパワーワードがあり、何か私は刺されるんじゃないかという勢いでひよりそうだったが、どれも芯をついていた。かなり不満が溜まってしまっていたんだなと感じることもできた。
やはり直接話して、現場で何が起きているかを自分の目で見て、自分が利用者として想像しながらその場に立ってみることで、温度感や肌感覚など色々気づく。
文字面や問い合わせ件数だけを見てると無視しそうになっていたが、そんなサービスはどんどん見放されていく。
まだリリースしてばかりの時にこそ、不満の声をスピード感持って反映させる存在・チームでありたいと強く感じた。
そしてあんなに素直に言える人、なかなかいないんじゃないかと思った。