関係性の深め方

yunaited_tokyo
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今日は、2年以上付き合っている彼氏とうまくいかない。という悩みを打ち明けたい。

皆さんも、長く心地よく過ごせる関係性があまりない、というお悩みはないだろうか。友達やyoutuberを見てると、いつも一緒にいて、長い期間苦楽を共にして、良いコンビだな、関係性だなと思う一方で、自分は浅い関係ばかりだなとふと思ってしまうこと、ないだろうか。

私は、短期集中型で、渡り鳥のように人との付き合いをとっかえひっかえしてしまうタイプだ。恋愛においても友達関係においても。最初の挨拶やバックグラウンドを語り合うところは盛り上がるけど、そのあとの会話はありきたりな話ばかりでつまらなくなってしまう。その結果、別の付き合いに集中する。そんな感じ。

今回はその壁にぶつかって、いろんな人からアドバイスを受けて学んだことをシェアしたい。今ある人間関係をより豊かにする、そんなベクトルを目指す方にも参考になると嬉しい。

それは突如の出来事...

ことの始まりは、突如彼から「自分たちの関係性について、今後について話したい」「どう考えてるのかわからない」「距離を置いて自分の気持ちを確かめたい」と何かが爆発したかのように溢れたことからだった。

その日、私は今まで通り、癒しの時間を求め「おやすみ」を言いに行ったら、彼が深刻そうな、固い表情で、黙っていた。「どうしたの?」と聞き出したら、そんなことを言われたものだから、私は軽いパニックで何も言い返せず、とりあえず「週末落ち着いて話そう」と持ち越した。

案の定、その日の夜は眠れず、だんだんと一方的に言われたことに対してのモヤモヤとイライラが湧いてきた。

そして週末カフェで会話した時に、彼の不満として分かったことは2つ。

  1. 喧嘩をも厭わずに本音で話していない、そんな関係性なら友達と同じでは?

  2. 話していて楽しいと感じられない。噛み合わない。何か人生で困ったことがあった時に、話したいと思えない。

グサグサ刺さるけど、自覚はあった。だらだら自分が思いついたことだけを話して、相手の話は脊髄反射で反応するだけ。「さしすせそ」で誤魔化してた。

会話の「さしすせそ」とは、キャバ嬢の接客でよく使われるお客様を褒める言葉の頭文字。「さすが、知らなかった、すごい、センスいいね、そうなんだ」

※センスいいねは使ったことなかったけどw そこじゃないw

脳死して、相手の話を深ぼったり、抽象度を挙げて議論したり、対話を楽しむことができてなかったのは確かにある。仕事においても自分の課題だ。

自分のエピソードトークを話すのも、オチや展開を作らずにだらだらと話してしまうクセがあり、自覚してるが、彼にも指摘された。

自分でも話し方、思考スピードのコンプレックスは長年あり、変わりたいと何度も思ってきたものの、「変われていないこと」「真摯に向き合えていないこと」を改めて実感した。

そしてすぐに変わるかといったら、すぐに変えられる類のものでもない。

彼はそれも分かった上で、「変える努力を強制するのも嫌だ」「でも今のままだと指摘してしまう」という気持ちで、「関係性を続けるべきなのか」悩んでいるようだ。

その会話の中では、「私が原因なんだ」「でもすぐ変えられない」「でも別れるのは嫌だ」という気持ちが錯乱し、涙が止まらなくなってしまった。

500mlは泣いたと思う。ペットボトルに入れて測ろうかと思うほど泣いた。

自分が好きでいられる自分になる

ここまでは、自分の偏った気持ちを書いてきたが、ここからは、その後自分がどういう意思決定をしたかについて、諸先輩方のアドバイスと共に書いていく。

まず考え方の大前提として、

人間関係においてうまく行かないのはどちらか一方のせいではなく、両方の責任。だから自分の責任だと思わないこと。」を重視した。

一方的に指摘されて、自分が変わることを強制されて、辛くなるくらいなら、その関係性は健全じゃない。特に恋愛や友人関係は自分で選べるのだから、ありのままの自分を受け入れてくれる人・愛してくれる人を見つけるべきだ。それくらい強い人でありたい。

そして関係性を強く維持する上で大事なこと、3つを挙げる。

1つ目。話し合いの中で、モヤモヤが残ること、気になることは、先延ばしせず、その場ですぐに話し切ること。時間を置いても結局変わらないし、仮に片方が一人で考えてスッキリ消化させても、もう片方はモヤモヤが残る。だから2人で話し合いを続けて向き合い、道を見出すこと。むしろ、話し合いを避ければ避けるほど、本気で考えてないと感じる人もいるらしい。

2つ目。彼と話し合いの目的を前提としてすり合わせる。当たり前だけど、どうやったら仲良く二人でいられるか、というゴールから考え、改善に繋がる話し合いをしないと議論がややこしくなる。

別れることを前提とした話し合いは、いくら話しても別れる要素ばかり出てくる。

なので、話した後には必ず「双方が宿題やネクストアクションを持ち帰っているか」を見てみよう。2人の関係性だから2人で良くする姿勢を持ちたい。

3つ目。駆け引きせずに、意思疎通を増やすこと。自分の気持ち(意志や感じたこと)を共有し、相手に関心を持って深掘りすること。

今まで、私は、「ずっと一緒にいると飽きられないか」「依存してしまわないか」、「ネガティブなことを持ち込まないか」、と思ってあえてLINEの頻度や会う頻度を抑えていた。

でもそれが、彼にとっては壁に感じたり、冷たい友達と変わらない関係に思えていたのかもしれない。

しんどかった1日でも、何か探せばちょっとした面白いこと、くだらないけど笑っちゃうことが見つかる。私はそれをめんどくさがっていたし、共有も億劫でしていなかったが、振り返ってみると色々ある。意識次第で変わる部分だと気づいた。

タイムリミットは6ヶ月

最後に、彼から言われた「距離を置きたい」問題はどうなったんだ?と思う人もいるだろう。私も気になっていた。そもそも「関係性を確かめたい」という目的に対して、(距離を置いたら関係性を維持するのはより難しいのに、)手段が間違ってないか?と思っていた。

なので、後日、彼と改めて話したところ、彼の「距離をおきたい」という意図は、連絡取らない、会わないという関係性の意味ではないらしい。

根本には、「今の住環境を変えたい」というのがあり、「物理的に場所が離れても続けられるほどの関係値なのかを試してみたい」ということらしい。(非常に紛らわしい)

周りの友達からは「距離が離れると難易度は上がるし、関係性も離れるよ」「距離を置いた人はみんな別れてる」と聞いていたので、

私は、じゃあ「期限を決めて」と条件を言い渡した。期限がなければ、こっちの時間も勿体無いからだ。

そしたら「分かった。半年あれば十分。」と言ったので、私も納得し、合意した。

さて彼はいつ引っ越しに向けて動き出すんだろうか。。。

ということで、距離問題は解決した。

@yunaited_tokyo
小売流通向けのPMをやってます。 note.com/yunaited_tokyo 趣味は暗闇ボクシングと弾き語り。 www.instagram.com/itsmylife_1214/?hl=ja