毎日毎日同じ繰り返し。
とにかく、子どもたちには罪はないから、朝起きてから登園まで、そしてお迎えから就寝までの3時間くらいずつはがんばる。でもそろそろ限界だ。
帰宅後の手洗いとうがいなんてどうでもいい。歯磨きもどうでもいい。登園前にお花に水をあげるのもどうでもいい。今まであれほど徹底することにこだわってた小さな小さなルールたちが、指の間からサラサラと流れ落ちる砂のように、散っていく。
生きてるだけで丸儲け。
めし、ふろ、排泄、睡眠。それだけできてれば万々歳やろ。
それでも、もう、疲れちゃった。毎日、娘に叩き起こされる度に「また朝が来たのか」と安堵と絶望が入り混じった感覚になり、夕方にお迎えの時間が刻々と迫ってくると動悸がする。
子どもたちに罪はない、とても愛おしいし、笑わせてくれる。存在に感謝してる。でも、虚無感と、やるせ無さと、不甲斐なさと、出来損ない感に苛まれる。
なるようになれ、となれないのが、自分の弱さである。
いつもなら「さあどうやって逆転勝利を掴もうか?!」と燃え上がるところ、そういう気力すらない。ただただ、繰り返されていく毎日を死んだ魚の目をしたまま、這って進んで行くのみ。