高校1年生の娘は外食が好きじゃない。
「外食が」と書くと少し語弊があるかも知れない。正しくは「夜の外食」が好きじゃないのだ。ランチだったら平気。そして夜の外食でも旅先だったり「外出していて帰宅が遅い」なんて時は受け入れている。
娘の言い分はこんな感じ。
私は家でだらしない格好をして油断しながら食べるご飯が好きなの。ご飯食べたあとは葉を磨いてゴロッとしたい。外食は美味しいし楽しいけど、外だとだらしない格好出来ないし、すぐに寛げないのが嫌だ。
……娘は小さい頃から「夕食は家で食べたい」と言う持論を持っていて、なんとなく我が家は夜に外食をしない家庭になってしまった。もちろん、外出した帰りに外食することもあるし、身内の集まりなんかもいるけれど「家族で外食」って流れにはあまりならない。
唐突に話が変わるけれど、もうすぐボーナスの季節。私もパートながらボーナスが出るので「ボーナスが出たら家族で美味しいものを…」と考えているのだけれど、夜の外食が封じられると選択肢が狭まってしまう。
昨年は豆乳と湯葉の鍋をお取り寄せした。
今年は「てっちり&てっさ」にしようかと思っていて、そろそろ本格的に買う店を考えなきゃいけないんだけど、フグってデイリーに買う食材じゃないので悩ましい。
大阪だと昔は黒門市場…って言ったものだけど、最近の黒門市場は外国人相手の商売になってしまっているからなぁ。「鮮魚コーナーが充実している地元のスーパーでいいかな」くらいの気持ちになつている。
なお。夜の外食が嫌だと言う娘。友達となら夜の外食も平気なんだと。
「だって友達はだらしない格好で会わないから、その延長線上の外食は問題ない」とのこと。わがままだなぁ…と思うけれど、親元にいるうちは好き勝手なことを言ってれば良いんじゃないかな…とも思っている。