無彩の君へ
作詞 / 作曲 ゆらり
これが正しいとか
これは違うだとか
自分の好きを好きじゃ駄目なのか
囚われず音を奏でて
答えの無い解で今を生きたいな
日々感じる価値観のズレに
何時も自分が合わせに行く
もしもゼロからやり直せるなら
とっくに僕はもう消えてるでしょう
いくつ諦め、傷ついてたでしょう
自分の音が見えなくなる
もしも、この手でさよならできたら
こんなに苦しくならないだろう
だから、
最初からなんて解ってたよ
解りたくもないから
知ってたよ
だけど、伝えたい
きっと今だ、まだ届く
そのたび頬をつたうんだ
だから、きっと届くから
今だ響け、僕だけの音になって
あれから幾つの時間が経つでしょう
僕は未だに忘れられず
どうしようもない日々を過ごしている
いつかどこかで巡り会えるのかな
忘れたいことばかりの日々だ
逃げ出したいよ、辛いことばかり
だけど、今だ、きっと今だ
ほら、見てよ、涙を拭いてみるんだ
今だ、きっと今だ
雨にうたうよ
最初からなんて 解ってたよ
解りきっていたんだ
知ってたよ だけど、
今はずっと生きたいから
そのたび頬をつたうんだ
だから、きっと届くから
今へ響け、僕だけの音になって
テーマソング
作詞 / 作曲 ゆらり
寒すぎる場所でひとり
夢のまた夢を見てる
白い息吐いてぽつり
「バカみたい」とこぼしてみたり
なんてね、こんなの賭けと同じ
所詮勝ちと負けしか無いだろ
ありふれた呪文ばっかり
溺れ落ちて死にゆくだけさ
もしも僕がサンタクロースなら
幸せをプレゼントできるのに
ベルが響いて 街を色付けてく
そんな歌を届けたくて
最初から分かってはいたんだ
諦めのつかないサンタだけど
もしも貴方に音が届いたなら
そんな気持ちになれるかな
「ありがとう」
舞い散る桜と枯れた道
作詞 / 作曲 ゆらり
肌寒い風の便り
色褪せた並木通り
貴方と歩いた道も
もう無くなったみたいです
思い出の曲も歌詞も無くてさ
でも本当はね ただ素直に愛したかった
素直な気持ちは隠してたよ
「もういいかい?」「まだだよ」
とか繰り返してさ
きっと雪が溶けたら春が来るから
春風に揺らめく心を抑え
貴方を好きな私は
青空を舞う桜と
散ってゆくのでしょう
貴方からみた私と
私からみた貴方は
どう違うのかな
なんて
気にもしなくなった
不器用ながらも伝えてくれた
貴方の優しさはちゃんと宝物だった
枯れ落ちた台詞を探してた
春風が告げるよ
もう終わりが来ること
きっと雪が溶けたら春が来るから
もう
頬を伝う雫は次への希望
貴方を好きな私は
青空を舞う桜と
散ってゆくのでしょう
透明な貴方へ贈る歌
作詞 / 作曲 ゆらり
いま私の声が届いているなら
答えの無い日々に寄り添えているのかな
消えかけた光は瞬いてるけど
あなたの隣で歌っているから
無くしてしまった物 もう戻らないと
わかりきってるのに諦めきれないんだよ
壊れてしまった傘 役立たずじゃないか
私も同じね 壊れてしまったんだ
明日を眺めるように心細い日々よ
色彩の無い日 孤独を守ってきたよ
眠れない夜だって 声を聴いてたよ
水溜りに映る もう一つの空の色
貴方が笑う顔は私にとって
宝物だった いまでもそう思うよ
二人並んで歩いたあの道から
いまも歌ってる
もう居ない貴方へ
いま私の声が届いているなら
答えの無い日々に寄り添えているのかな
消えかけた光は瞬いてるけど
あなたの隣で歌っているから
瞬く彗星よ
作詞 / 作曲 ゆらり
もしも今 同じ空の下で
同じ星を見てたら
貴方も同じ願い事してるかな
突然始まる日々は夢みたいだね
「なに寝ぼけてる」という君
何気ない日常は当たり前じゃなく
偶然が重なってるんだよ
君が隣にいる それも偶然のことなの?
瞬く彗星 答えてよ
僕のエゴは僕を苦しめて
「僕で良いのかな?」「幸せにできる?」
そんな自問を繰り返してる
あれからだいぶ経つね
君の隣は時の流れが早いね
君は唯一受け入れ笑ってくれた
僕にとっての特別だったの
もしも他の子に目移りしてしまったなら
君の幸せを願っている
君の気持ちを知って
どんな結末も受け入れる
そのつもりさ
彗星よ 答えてよ
(この想い 届かなくても)
僕は君を幸せにしたい
(俺はお前が好きだから)
ねぇ、叶わないの?
(本気だからな)
瞬く星でしょ?
(素直に言えたぞ)
僕の願いを届けてくれよ。
(俺はお前から離れないさ)
おやすみムーン
作詞 / 作曲 ゆらり
日は落ちて月が僕を見つめてる
そうだね 馬鹿みたいね
暗闇を照らして見たく無いもの隠せずに
長すぎるメロディももう終わるのでしょう
冷えた心揺らめく音が今も僕を隠している
いつかまた会えると思って蓋して鍵を掛けていたの
ひとり歩いた帰り道の街灯は眩しくてさ
涙流したかったけれど何故か何も感じなかったな
孤独と僕らを比べたら貴方はどんな解を出すだろう
ありふれた日々の幸せに今更気づいただけだったの
何度も 何度も 何度も 何度も
繰り返し手紙(歌詞)を読んでみたって
どんなに どんなに どんなに どんなに
過去を悔やんでも戻らないって
明日もずっと前を向いて生きていけたらって
貴方との日々に鍵をする
光照らす月明かりが消えてしまうその日まで
星でも眺めてみようかな
煌めいて消えてしまう星に願い事して
眠くなった時に寝よう
明日はもう少し上を向いていこうと思えたら
日が昇るまではおやすみ(さよなら)ね
君が居ないだけなのに、
作詞 / 作曲 ゆらり
「ずっと気持ちは変わらず、季節だけは変わるのね。」
離れ離れでもそうなら、嘘も突き通せたの?
さよならの言葉だけが、喉の奥で歌うのを邪魔してる。
そんなの口実で、
本当はもう君を愛せなくて、
でも、あの時の「好き」は本当で。
さよならを告げるときは、
最後くらい抱き合って言わせてよ。
繰り返す日々に、ただ、疲れてしまっただけで、
「君は悪くない。」なんて、胸の痛みは続く。
過ちに気づいたとき、もう手遅れで、
もう君は居なくて、
「何もできなかったんだ。」
これ以上苦しめたくなくて、
君が幸せでいて欲しいだけ。
「ありがとう」と「さようなら」を
声が枯れるまで歌い続けるよ。