またしてもAudibleで読んだ作品。Audibleを「読書」と呼ぶのか問題、とあるところで見かけた「目の見えない人がAudibleで本を読むことを『読書ではない』とは言えない」という意見に感銘を受けたため、読書と呼んでいきたいと思います。何歳になっても視野が狭くて良くないね。
前置きが長くなった。この作品、本当に誤解を恐れずに一言でまとめてしまうならば、"""百合"""です。誤解はあるけど嘘じゃない。
あまりにも濃厚、エピローグはさすがにやりすぎでは? と若干がっかりしてしまうくらい、百合でした。すごく分からないと思いますが、劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトみたいでした。公式に「これが公式カプじゃ‼️オラッ‼️‼️」と頰をビンタされます。
個人的に、実在と虚構の境目が曖昧な作品が好きなので、第二次大戦中の独ソ戦を舞台に史実を交えながら書かれたこの作品は大大大好きです。でも本として目で読んでいたらちょっとしんどかったかもしれない。シンプルに長いし、こればっかりはAudibleがオススメかもしれません。
世の中の情勢的にも手放しに楽しめる作品ではないですが、純粋に面白い作品でした。
二次創作を書くなら、パン工場の話かセヴァストポリ要塞の話を書きたいと思います。書きません。