大人になったと感じるとき、ありますよね。思わず言いかえしたくなることを言われても落ちついて流せたとき、責任のあるしごとをやりきったとき、結婚したり子どもができたり生活が大きくかわったとき。大人になるということは、ただ年齢を重ねることではなく、小さくなにかを積みかさね、ある時にふりかえってみると、少し近づけたと感じるものかもしれません。大人になったと思ったとき、そこで満足してしまいそうになる気もちをそっとしまって、またひとつ大人になる経験をかさねていきたいものです。ゆるめもひとりの時間にぼーっと読むような、そんな感じを目指しています。