値段はふしぎなもので、誰がどうやってそのものを作ったのかを隠してしまいます。あるものの値段を見たとき、高いと思うか安いと思うかは、自分がふだん見ているものに印象がひっぱられてしまっていると思います。値段がつくまでの過程や努力、すべてを知るのはむずかしいと思いますが、印象だけで見てしまわないようにしたいものです。ゆるめもひとりの時間にぼーっと読むような、そんな感じを目指しています。