自分と他人を分けて考えるのは、大人になっても意外とたいへんだなぁと思います。自分のことをなんでも話すわけでもなく、他人のことをなんでも知りたいと思うのではなく、自分にとってちょうど居心地のいい線を引く。自分と他人でちょうど居心地がいいと思う感覚はちがっているような気もするし、自分だけをみても時には近づきたく、時には離れたくもなるものです。それがむずかしい。心の境界線をここと決めてしまうのではなく、動かしつづけるぐらいでちょうどよいのかもしれませんね。ゆるめもひとりの時間にぼーっと読むような、そんな感じを目指しています。