2/26-大江健三郎「あいまいな日本の私」/日本の「私」からの手紙

ゆるり
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2024年2月26日(月)旧暦1/17⛅️

2/27-3/1は3泊4日福岡·日田の旅

荷物の準備であれこれ忙しかった

本を図書室に返却してから高雄発着の便に乗る予定なので、読み終わってない本を読むのにも時間を取った

あいまいな日本の私 大江健三郎 岩波書店 岩波新書 1995年

講演記録をまとめた本

「家族のきずな」の両義性:沖縄の家族の話が鮮明に描かれている

日本の「私」からの手紙 大江健三郎 岩波書店 岩波新書 1996年 講演記録をまとめた本

天皇が人間の声で話した日

日本人はアジアで復権しうるのか

信仰する人たちもそうでない私らも

長崎出身の作家 林京子さんの「空罐」という短篇を紹介しているのだが、この中で、”自分の家族に対してどのようにその死を葬ろうとしたかという少女の態度に、本当の正義が表れている、この少女の心のなかにある小さな正義が、実は原爆を落とす国歌の大義よりも、あるいはそれを認める他の国の大義というよりも、もっと強く鋭く重いものであるのではないか?私はこういう個人の正義、個人が1人ずつ自分のなかにもっている正義ということが、これからの日本の社会の進みいきに大きい意味を持つはず、と信じています”(一部自己編集)

このくだりは非常に心打たれる内容だった、この小さな正義という言葉は、2024年現代ではどう言い換えることができるか?という問いをもった

@yururi
ゆとり世代で個人投資家歴5年。南の島でごろごろしながら日記を書いている。