本質を見つめる。

りぃた
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友人にコーチングを使って話を聞いてもらう機会があった。

仕事では人の話を聞いて相手のことを引き出していくということをやっているけど、自分がコーチングを受けるのは初めてで、どちらかといえばこれまで人に自分自身を深く話すこと自体避けていたところがある。

ちょっと質問したことに対して「それを本当に良くしたいと思ってる?本当はそこじゃないんじゃない?」ってところから深掘りが始まった。観察力が高すぎて、心の動きを見られてる。

これまでの私の行動と言動とその矛盾点を教えてもらいながら、本当はどう感じて(思って)そういう行動になったのか、というのをずっと掘り下げてもらい、自分の本質に気づくところまでやってもらった。

自分の本質については納得感しかなく、認識してる部分ではあったけど自分の行動にまで大きく影響を与えていたことには気づいてなかった。

「みんな嫌だと思う部分は見たくないからね」という友人の言葉が響く。私は自分の嫌な部分に気づいてはいるが、それが影響しているとは受け入れ難かったのかもしれない。

友人からは「その本質自体を変えるのではなく、その本質のままどうすれば過ごしやすい環境になるかを考えるといいよ!」というアドバイスをもらって考えてみた。

ある程度、自分の本質に合わせた「過ごしやすい環境づくり」の指標はできたが、それまでの過程が大変だった。

ノートに書き出したけど、これまで積み上げてきた自分の要素が複合的に絡みすぎてて、一筋縄ではいかなすぎる。

段々考えが飛躍していき、ずるくて弱い自分を自覚して、それでも周りにいてくれる優しい人たちの顔が浮かんだ時が一番泣けて涙が止まらなくなってしまった。

泣いてしまうくらい自分にとって大切にしたいものなんだろうと思う。

「なんでみんな優しくしてくれるんだろう」と永遠にループし続けるどつぼにはまったりもしながら、書きなぐってどうにかした。久しぶりに泥濘にはまった。

書きなぐった内容に「変えられるのは自分の意識と行動だけ」って書いてた。本当にそれしかないと思うから、日々を変えていく。