小学生の頃、12/25の朝が大好きでした。無理して朝4時とかに起きて、枕元を確認するとそこには、プレゼントがありました。
ラッピングされた箱の大きさは毎年違って、入っている物も毎年違いました。時には変身ベルト、時にはレゴ、時にはゲームソフト...と。それを中身を知らずに開封するのが、大好きでした。
そして私は叫びました。リビングの窓を空け、親にビデオを撮られながら。「サンタさん!ありがとう!」と。そんなことをしていたら、なんだかんだ中学1年生くらいまでは、ぼんやりとサンタさんを信じている、そんな純粋な子でした。
しかしそんな純粋な子のもとには、もうサンタさんはやってきません。あるのはプレゼントではなく、12/25という今日、現実です。彼女も居ない、聖なる夜。
大人になるということは、きっとこんな事を言うのでしょう。
p.s サンタさんが親だと知った衝撃はもう、衝撃でした。