クリスマスから年越しまでの期間は、個人的に1年の中ではもっともお気に入りの期間ではあるのだが、今年はなぜかあまり年末の実感がなくこの時期を迎えてしまった。仕事納めも繁忙期ながらも割と余裕がある状態で終えてしまったものの、最近はPC(10年選手だった)やスマホを買い替えたりそれ周りの出費や少し大きめの買い物をしたため今は節制中で、開放感からの外出や外食も控え気味なことも起因しているかもしれない。ガソリンも値上がりしてしまったので、行こうとしていた温泉もキャンセルしてしまった。以前の自分ならこうではなかったのだけどなぁとしみじみ振り返る。加齢、更年期(一昨年婦人科系の手術をした影響もおそらくある)等思い当たるものはまあまああり、興味や行動の質が変化したのか、インプット行動が控え気味になっているのかもしれない。インプットしてしまうと、それをアウトプットする活動に囚われがちになるからというのも自覚はしている。同人活動を趣味にするというのは、因果なものだなぁと。リフレッシュのための外出でもそうなると非常に厄介である。
そんな感じではあるが、ざっと1年の振り返りはしておきたい。あったことのメモみたいな内容になったが。
●同人活動は、しばらくイベント参加もご無沙汰の気分だが、前半は一応直接参加はしていたようだ。あと、委託で参加させてもらったイベントもあり、お世話になった。10月も委託参加しているが、しかし、やはりいまいち実感が沸かず。コンスタントに直接参加した方がよいのはわかっているのだが、出るからには新刊を出したい、出すからにはじっくり練りたい想いがあり、そんな時期に突入しているのだろう。炭鉱本を作っている時もそうだった。来年はどうなるだろう。歴史創作本、プレゼン的なものになりそうだが大まかな構想は出来つつあるので、あとはひたすら描くだけだ。
●旅行は、霧多布に野生のラッコを見に行ったくらいだった。出費が思いのほか大きくなってしまったのに実は驚いた。一応は見れたので甲斐はあったが、概ねリフレッシュのための外出だったと思う。湿原の自然は華美ではないが幽玄な美しさがある。知らない世界はまだまだあるので気分が向けば他にも色々行きたいが、今は健康のため歩きたい気持ちが強い。夏場は近所で歩けそうな場所を個人的にコース化して歩いていた日の方が多かった。
●SNSは、スキマ時間にTLをざっと眺めて自分も投稿してブラウザ(スマホ)を閉じるという使い方が多くなった。最近はそもそも喋りたいことがあまりなく…(軽く日記のようなものを付け始めてから、それでお気持ち供養というか消化出来るようになってしまった。SNS=ネット上はやっぱり人目があるものなので)。リアクションが出来ないことも多く申し訳ないことになっている。家でもPCに向かうと最近は作業ばかりで、張り付いて見ることは出来ていない。不器用なので(いやTwitter時代と比べるとどうしてもなのだが、あれは今思えば異様だった)。そんな状態でもリアクション下さる方、いつもありがとうございます。様々なSNSサービスがあり新たにリリースもされているものの、ちょっと今のところは増やせない。Mastodonのおひとり鯖使用の実感も綴りたいが、そんな状況なので、また後日…(ホスティングサービスに月々支払があるためもっと有意義に使いたいのだが)
●エンタメ系は、今年は面白いものが多く楽しませてもらった。とはいえ一度見始めると定時にTVの前に行かなければいけなくなるのが地味にきついので、普段あまり触れないようにはしているのだが(観続けると決めたら録画して観ている)。大河ドラマ『光る君へ』も完走出来たし、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』は今でも余韻を引きずるほど良かった。端島のドラマか、見ておこうかなくらいの気持ちが、どう変わるかわからないものだなと。先日は劇場版『ドクターX』も観てきた。R.I.P. 西田敏行さん。少しでも興味が向いたら、タイミング合えば劇場へ観に行こうと思っている。映画館も閉館が続いている現在、サブスクもあまり自分の習慣に合わないのなら、せめてそのコンテンツのために足を運ぼうと思っている。あと宮本浩次のファンクラブに入会した。事務所を独立したというのが長年エレカシファンの自分にはとても感慨深かったのもあり。社長宮本の手腕が見たい(笑)。昔エレカシのファンクラブに入っていたことがあり、そちらも入り直したくなっているが、推し活は無理の無いように。そしてお文具さんはかわいいね。YouTubeのまとめ動画をちょっとずつ見て癒やされていた。
『ゴッドマジンガー』も観れたことだし、昔観てまた観たい作品もまだあるので来年の課題。興味が過去の記憶(またはノスタルジーや歴史モノが多いのはもう自分の属性かもしれない)に向かうのは年齢の曲がり角だなとは思うものの、まだ生きる楽しみはあるかなと。ここらで締め。
良い年越しと新年を。