最近すごく多い。ただ悲観的なもの忘れの話ではない。
「忘れた」がはっきりとわかるようになってきた。「しまった!忘れた」ではなくて「うん、記憶から消えてる」みたいな感覚。
ここ数年、本当にいろんな情報を得たり、話をしたり、プロジェクトを進めたりしていて「これはきっと覚えていられない」「覚えたところで無駄だ」「これはメモに残して覚えないようにしよう」といった感じで「忘れることをあえてする」を意識してみている。
それが最近はわりとはっきり自分の中で記憶の一部が黒塗りされているような感じで、「あ、ここは覚えようとしなかったところだったから忘れてるわ」と気付けることが増えた。
面白い感覚だ。
ただ、正直「じゃあ代わりにメモはどこに行ったんだ?どの外部ストレージに?」という肝心なところとひも付けが弱かったりするので、そこが課題である。
でも「覚えなきゃ」「忘れないようにしなくちゃ」という強迫観念みたいなものは(そこまでのものは最初から無かった気もするけど)ないので、いろいろ気は楽になっている。