イベントを参加することに向いてる人と向いてない人がいる。
向いている人は「何かを得る」という目的意思がハッキリしていて、且つ、その「何か」がめちゃくちゃ柔軟な人だ。発表されている内容はもちろん、話し手の振る舞い、オーディエンスとやりとり、場のつくり方、登壇者だけじゃなく周りの雰囲気、ありとあらゆるその場の事象から「何か」を見出すことができる人。
何もイベントだけじゃなくて、これは学校でも起こりうる。小学校…いや、幼稚園や保育園からかもしれない。
では「何か」を得るにはどうしたらいいのか。
たくさん必要なことがあるだろうけど、ひとつ、僕は欲望の棚卸しをすることが効果があると思っている。自分の欲望や関心の解像度を上げていく。自問自答してブレイクダウンしていく。コーチを誰かに頼んでもいいし、今ならAIに付き合ってもらってもいい。
そうすると、広げた枝葉がぐんぐんと伸びっていって、そのさきっぽがイベントや学校で出逢う意外な事象に触れて「あ、これ気になってたやつだ」とふと気づいて、それが「何かを得る」に繋がる。
向いていない人は、それができなくて、拗ねてしまう人だね。「自分には関係がなかった」「何も得られなかった」「つまらなかった」って言ってしまう。
違う違う。違うよ。それは君が「何を欲しがっているのか」君自身が知らないだけなんだよ。