創作をするタイプの原動力のひとつに、既存の作品では飽き足らず、というのはよくある話のようで。
自分の場合、音楽の自給自足をしてきた。音楽を始めたのも、自分が演奏したいというよりも、とあるコード進行が気持ちいいからずっと聴いていたい、こういう流れになるといい、ここはこう盛り上げたいみたいな、そういう動機からだったりする。
しかし、最近は本当にたまにしかやらない。世界の音楽を探せば、自分のものよりも素晴らしい作品や、自分の想像を超える気持ちよさの音楽が見つかるからだ。インターネット万歳!サブスク万歳!
音楽に限らず、他のジャンルも、この爆発的に増えた情報量の中で、人生がいくつあっても足りない作品群の中で、それでも自分の作品を生み出そうとする人がいることに尊敬の念を禁じ得ない。
まったく、おまえら、本当に創るのが好きなんだな。