すみませんでした

ゆうてん
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「すみませんでした」という言葉は面白い。謝罪する側が一方的に「済みません『でした』」って言って片付けているようにも聞こえる。てめぇが決めれることか?済むか済まないかはこっちが決めんだよ!

「申し訳ございません」もそう。申し訳がないですよと言いつつ、一緒に言い訳を言っちゃう。言い訳あるじゃん。申し訳なくないじゃん。

「ごめんなさい」は、御免を要求していて、完全に許しを請おうとしている。「ゆるしてください」と同義。なんか、かわいそうになってくるな。許さんけど。

謝罪に関する言葉は、ちゃんと調べると面白そう。英語でも成り立ちやニュアンスが日本語とだいぶ違ってて、使い分けも興味深かったのを某YouTubeチャンネルで見たことがある。

結局、言葉の字面はどうでもよくて、気持ちの問題になるんだよなと思う。そして気持ちだけの問題でも「済まない」ケースが世の中にはたくさんある。「誠意を見せろ」ってやつですな。

と、まあ、人に謝られたとき、どうもこういうことが頭によぎってしまうんです。なので、ちょっとだけ、実は謝られるのが苦手です。あなたの気持ちを蔑ろにしている感じになっちゃって、ごめんなさい。

ゆるしてください。

@yusukehirao
日々、自分に言い聞かせる、自分自身のためのしずかなインターネット。 生業はデザインとエンジニアリング。 u10.jp