10年以上も前のこと。
新卒で入った名古屋の会社を3年で退職した。
名古屋から別府に一度帰省するので、友達と会う約束をした。
その友達と会うときは必ず「くれよん」という喫茶店に行っていた。友達のお父さん(当時はマスターと呼んでいた)・お母さんで営んでいる、実家から一番近い喫茶店。オムライス・ピラフ・ハンバーグ定食・パスタ(クリーム・トマト)などの豊富なメニューが用意されており、パフェやコーヒーゼリー・かき氷もあったと思う。深煎りコーヒーもあった。どのメニューも本当に美味しく、雰囲気も最高だった。10年ほど前に閉店をしてしまったが、とても思い出深い場所だ。
名古屋からの帰りに、そのまま「くれよん」で待ち合わせ足を運んだ。45ℓのバックパックを背負っていたので「どしたん?そんな荷物持って」とマスターが尋ねてくれる。「会社辞めちゃったんですよね」と話すと、「そうか、長い間お疲れさま。今日は好きなの食べてっていいよ奢ってあげるわ」と言ってくれたので、ハンバーグ定食を注文させてもらった。
ハンバーグ定食を食べながら友達を1時間ほど談笑して、帰る時に「ごちそうさまでした」と挨拶をすると、マスターは何かを書いたメモ用紙をくれた。
① 健康
② 人間関係
③ お金
「これは人生で大切な順番だから。忘れないようにね」と、メッセージをくれた。『例え仕事辞めても、健康で最高の仲間がいればなんとかやっていける。少しの蓄えは必要だけどな!それが尽きたときはまた働けばいい!健闘を祈る!』というアドバイスであったのではないかと想像でき、25歳の僕に教えてくれた最高のアドバイスだった。
マスター元気にしてるかなー。そのときのメモは今も大事に持っています。
