最近…というかここ1ヶ月くらい、やたらと流している曲の話をしよう。
よく聴いている曲は、星野源の「ばらばら」という曲。
星野源の曲は元々よく聴く方で、好きなアーティストを挙げようとしたら名前を出すけれど、ライブに行ったことはないし、これまでのアルバム全曲をしっかり聴いたわけでもない、ゆるいレベルでの好き加減だ。
そんな状態だったので、初期のアルバムの曲はしっかり聴けてなかったりしたんだけど、「ばらばら」は1stアルバムに収録された曲のようで。
私が「ばらばら」の存在を知ったのは昨年末の紅白だった。
元々歌唱予定だった曲から急遽変更になって、この「ばらばら」を歌う形になったんだけど(演出の意図とかはわからないけれど)シンプルなセットで弾き語りしている姿とともにこの曲が印象に残った。
療養生活になって音楽を聴く機会が増えて、星野源の曲を聴く機会も増えたんだけど、あらためて聴いた「ばらばら」がいいなぁと、めちゃくちゃ思ったんだよね。
なんといっても、いきなり「世界は ひとつじゃない」で始まるのが面白い気がする。
世界は一つとか、みんなで一つみたいな世界線が歌においては語られがちだけど、ひとつじゃないし、ひとつになれない、ばらばらのまま…みたいな歌詞がすごくいい。
そして、ばらばらで一つにはなれません…という暗さだけ残すんじゃなくて、ばらばらだけど、ばらばらのまま重なってどこかに行こうって、前向きさもあるし、曲も穏やかなので聴いていて主義主張感も強くなくてそっと傍に置いておけるような雰囲気が好き。
ニュース見てても、自分の目の前にある世界でも、ネットの世界でも、本当はみんなばらばらなのに、頑張って一つになろうとして余計な争いやら諍いやら増やしているように見えたりすることもあるじゃない？
みんな、ばらばらのまま、重なったり時には離れてみたりすれば、もっといろいろ穏やかに過ごせるのかもしれないね？
…それっぽいことを書いてみたけど、書いた本人が何を書きたかったのかよくわからなくなって、収拾がつかなくなった気がしないでもないｗ
とりあえず何が書きたかったかといえば、穏やかにいたいなって思う今の自分にとって、星野源のこういう穏やかな曲が今はベストマッチで、いい感じということだね。
星野源の曲は「Family Song」が大好きで、今も一番好きな星野源の曲っていったら即答するレベルではあるけれど、「ばらばら」も大好きな曲の枠に確実に入るだろう。
しずかなインターネット、Youtubeのリンク貼ったらページ内で再生できるの、私得すぎる。