※ストーリーのネタバレ的な話はしないけれど、ゲスト出演的なところには触れるので情報ゼロでロイヤルファミリー観たい人は見ない方がいいかも※
2025年10月からスタートしたドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」が先日最終回を迎えた。
リアルタイムで視聴することは出来なかったけれど、放送から数日経った先日に全話観終わることが出来た。
私はドラマを基本的に観ることは特にここ10年では稀になっていて、多分一番最近で全話しっかり観ることが出来たドラマはNHK朝ドラの「カムカムエヴリバディ」まで遡るはず。
観る環境が定着したら最後まで観られるはずなんだけど、最近はそもそもドラマを観ようかな〜というスイッチ自体が入ることがほとんど無くなっていた。これは映画においても同じ状態なんだけどさ。
そんな私が珍しくドラマ観るぞ!なスイッチが入ったのは、わかりやすく「ザ・ロイヤルファミリー」が競馬を題材にしたドラマだったからだ。
気になるドラマがあっても、気がついたら初回放送が終わっていてその後から追いかける気力も失いがちになるのだけれど、ザ・ロイヤルファミリーにおいては競馬についてのニュースをチェックしようとするとザ・ロイヤルファミリーの話題も視界に入ることが多かったので、存在をしっかり認識したままでいられたのも大きいんだろうな。
最初に説明した通り、ここには具体的なドラマのストーリーについては書かないけれど、ザ・ロイヤルファミリーは競馬を色々な角度から見ることが出来るドラマになっていて、ストーリー展開自体も楽しかったけれど、競馬の裏側のお勉強としてもいいものを見させてもらった気持ちが強い。
競馬レースで馬が走るためには、馬が生まれて育っていって、成長してレースに出走して、レースを重ねていって、いつかは引退して、(すべての馬ではないけれど)種牡馬になったり繁殖牝馬として第二の馬生を歩み、そこから生まれた馬がまた競走馬となるべく育っていく…みたいな流れだ(もちろん生まれた馬の全てが競走馬デビューするとは限らない…的な例外は普通にあるので)。
その過程において、馬が生まれる牧場があって、馬を預ける厩舎があって、レースに出るための調教をするトレーニングセンターがあったりするんだけど、それらの場所だったり、そこに携わる人の姿をドラマとして観ることが出来て、ドラマで見た世界が100%リアルなものかは分からないけれど、空気を感じられて本当に楽しかった。
ついつい表側のレースでこの馬が走ったとか、勝った負けたというところだけに意識が向きがちになるけれど、多くの馬と多くの人が関わって作られている世界なんだなということをあらためて実感したね。
JRAが全面協力したとのことで、競馬場でレースしている熱狂感がうまく表現されていたし(実際のレース映像を織り交ぜていたりもしていたみたいだね)、さまざまなジョッキー(騎手)がゲスト出演していて、私と娘でニヤニヤしながら観たのもいい思い出かな。
昨日、中山競馬場に行ったことについて日記を書いたけど、中山競馬場ではザ・ロイヤルファミリーの展示があったので、楽しんできた。

とりあえずネタバレ度がとても低いものをチョイスしておくけど、最終回まで観ることでおおっとなる展示もちらほらあったので、ちゃんと最終回まで観てから競馬場に行けて良かった。笑
ドラマは終わってしまったけれど原作本はまだ未読なので、おいおい読めたらいいなって思ってる。
とりあえず、いいドラマを作ってくれて、スタッフやキャストの皆様にはありがとうの気持ちでいっぱいになった。