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小説を書いていた

小林ゆうすけ
·
公開:2026/6/23

気づけば最近全然日記を書いていなかったが、そういえば最近代わりに小説を書いていた。自分にとっては何かを書いていることが大切なのであって、何かを書いてさえいれば、それでもはや日記を書く必要はあまりないのかもしれない。

小説を書いてみたいな~という欲求は以前よりほのかにあったものの、自分の中の色々なやってみたい欲の中ではわりと弱い方で、これまで実際に着手したことも、その準備をしたこともなかった。今回が初めての試みである。やはり小説というのは、筆の遅い私からすると想像するだけでも途方もない時間がかかる作業なので、作家の皆様方にはひとえに尊敬しかなく、とても自分などが手を出していい世界とは思えなかった。

しかし現代にはAIというすべてを加速させる装置がある。こいつを使って自分の読みたい物語のプロットを固めていき、なんとなく下書きを書いてもらって、それをベースにちょこちょこやって好みの味付けに仕上げるくらいなら、それだけでも十分楽しいのではないか、と思い至った。

やってみたところ、実際非常に楽しく、また苦しい作業でもあった。AIの下地は利用しつつ、なんとか自分好みにまとめたいのだけど、あれこれいじくってもなかなか自分好みにならない。自らの語彙の少なさ、観察の甘さ、描写の稚拙さに嫌気がさしてくる。AIが提案してくれたプロットを頭の中でぽわわーんとやっている段階が一番マシで、そこから一文書くごとに、その物語が輝きを失ってどんどんしょうもない形になっていく。絵を描いているときの感覚に似ている。頭の中には傑作があるのに、無能な自分がそれを駄作にする。その過程が苦しくもあり、たまに楽しくもあり、結局そういう要素はAIを活用したところで残るのだなと思った。

さすがに時間を使い過ぎているので、一旦続きを書くのをやめた。このまま放り投げて完成まで書かないのが今までの自分。しかし、駄作でもいいから最後まで一応書き上げて、どこかに公開しないと意味ないじゃろ、と思っている自分がおり、その自分になんとか頑張ってほしいところである。まあ今後の忙しさ次第でもある。

@yuu_kobaya
世界のすみっこで、もそもそ身をよじって生きています。 デザイン, 技術, 読書, 学び... いろんなことが好きな人。 わたしについて:yusukeweb.work