VimConf 2023 Tiny へ参加してきました。

ぐち
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公開:2023/11/18

人生初の #vimconf 参加してきました。到着が遅れてしまったので途中からのレポートになります。

入場する時にマスクをいただけました。会場でも多くの方がつけており、コロナ禍でも安心感のある会場でした。

発表内容

Bram Moolenaar the Creator of Vim

途中からの参戦でした。

vimの歴史やBram氏がどんな人だったのか、を垣間見ることができました。

Bram氏の思想を貫いたvimの開発やその歴史を見ることができて、改めて偉大な人だったんだな...と再認識しました。

人生にvimを与えてくれてとても感謝しています。

Revolutionizing Vim/Neovim Plugin Development ~ An In-Depth Look into Denops

Denopsとは、の紹介からpros/cons、中身のアーキテクチャの話、OllamaでLocal LLMを用いてのプラグインを作ってみるハンズオンでした。

Denops使ったことなかったのですが、プラグインの開発体験がすごく良さそうなのでどこかで使ってみたいなと思いました。

資料振り返りながらDenopsどこかで触ろうと思ってます。

Looking back at vim meetup

ゴリラ.vimの運営の話。なぜ始めたかや開催しているモチベーションだったり。

普段vimの話をできることはなかなかないので、こういうLT会を開催してくださってるのはすごくありがたいなあと感じました。

「vim」という3文字で飯が食える人たちが来ているんだから、誰だって話せるよ!みたいなことを言っていた部分ですごく気持ちが楽になって、気軽に参加したいな、と思ったので次参加したいなと思ってます!

vimはエディターであり、コミュニケーションツール!

Developing a Vim plugin with Ruby, or when in Ruby do as the Rubyists do

rubyでvim pluginを開発するお話。AST / LSP周りの単語が飛び交っていました。

ruby力と英語力がよわよわだったので再度資料を見直したいです。

Modern techniques for implements insert mode plugins / Why use IME within text editor?

https://github.com/vim-skk/skkeleton のお話。

自分はSKKすら知らなかったので、こういう日本語入力方式があるんだと感動していました。

skkeleton実装にあたっての困った点とその解決テクニックのお話をされていて、こういうどうやって解決したのか、みたいな発表すごく良いなと思って聞いていました。(vim力足りず、まだまだ理解できてない点もありますが)

Boost your vimrc with some template techniques!

vimscriptのテクニック盛りだくさんでした!

https://github.com/vim-jp/vital.vim のモジュールもたくさん紹介されていて、どれも便利そうなものばかりでした。

Optionalとか絶対開発体験よくなりそうなやつあったりでvim script使う時はvital.vimをセットで使いたいなと思いました。(Neovimに移行してしまい、vim scriptに触れる機会は減ってしまいましたが...)

after party

すごく素敵な会場でご飯もとてもおいしかったです。

ソロ参戦だったのですが、色々な方とお話しすることができ、とても楽しかったです。全員がvimmerであり、エンジニアなので会話の内容に困ることなく、ためになる話ばかりだったなあと思います。(やはりvimはコミュニケーションツール)

また並行してLT回も行われており、軽い内容なのかなと思っていたら全部の発表が結構しっかりしたもので、楽しく聞いておりました。

vimというテーマにとどまらずキーボードの話だったり、いろいろお話しすることができました。

机に展開されるキーボール

最後に

人生初 #vimconf でしたが、凄く楽しかったのとめちゃくちゃ刺激になりました!運営の方々、発表された方々、参加した皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!