三が日からしんどいニュースが続いて、普段あまりニュースに気持ちが引っ張られることがないにも関わらず、さすがに気持ちが落ちた。余震に怯えながら、水を汲みにいったり、片付けをしたり、そういう日々を知っているので、まだそういうことすらままならない方々が沢山いらっしゃるのが苦しい。なんとか、1日ずつ前に進んで欲しいと思う。
落ち着かない日々からの仕事はじめだったので、逆に仕事に戻ったほうが気持ちが落ち着くのかもしれないとも思ったが、そんなことはなく、眠りは浅くいつもより1時間半も早く起きてしまった。1日働いただけでへとへと。
夜、千と千尋の神隠しが放送されていたので途中からみた。何十回と観ているのにやはり引き込まれてしまう。何度観ても、錢婆に会いに海を渡る電車に乗りにいくあたりから胸が締め付けられる。なんだろうか、作品の中の空気が変わる感じがするというか。そこからラストに向かっていって、本当に最後、ハクとの別れ〜両親との再会の数分がいつも泣きそうになってしまう。結末知っているのに。同じことをラピュタでもいつも思う。城に着いてから〜バルスまでの空気が、それまでとはまた違う感じがする。千と千尋はそれがまた一段と強い。ジブリには何がある?