今日は映画館に「大泉洋リサイタル」のディレイビューイングを観に行った。本当はライブで生で観たかったのだが、チケットが取れなかった。
自動車ショー歌などファンお馴染みの昭和歌謡から、自身の持ち歌、新曲まで幅広く楽しかったのだが、ひとつライブ中ミスがあって、結局はうまく行ったのたが、途中うまく行かなくて、あることを何度かやり直したところがあった（明言は避ける）。
彼はプロだし、本業が歌手ではないとはいえお金を払って貰ってやっている以上、プレッシャーや責任を感じていたのだと思う。今日のディレイビューイングのあと、舞台挨拶の生中継もあったのだが、見たことのないくらい落ち込んでいた。彼も人の子で、失敗もするけれど激しく落ち込むこともあるのだなと呑気に思っていたが、時間が進むにつれ画面上から落ち込んでるのがじわじわと伝わってきて、でも仕事で舞台に立っているので気丈に振る舞っているのが逆に申し訳なく思ってしまった。それでも頑張って私達の前に立った彼は偉い。
仕事だろうがなんだろうが、辛かったら逃げたくなると思う。布団に包まって辛さが過ぎるのを待つしかないときだってある。それでも出てきてくれた。だれかフォローしてくれていたらいいのだけれど。ネタじゃなくてね、あぁいうキャラだからそう見えないかもしれないけど、大泉洋というひとの裏側は結構繊細なんじゃないのかな。