二月四日、二十四節気は「立春」を迎えました。新しい一年の始まりです。
今がちょうど、いちねんで一番好きな季節です。まだ頬を刺す風が冷たくて、でも日差しはあたたかくなり、しんと静かな空気の音がして、ちょっとそわそわする季節。空は澄んだ青色をしていて、紅白の梅の花がよく映えます。
今年はすこしあたたかすぎる気もしますが、それでも心地よさを感じてお散歩をしてきました。
大寒のときには紅梅しか咲いていませんでしたが、白い梅の花もすっかり満開になりました。青空とのコントラストが美しいです。
そして本日も懲りずに18-55mmレンズでの野鳥撮影チャレンジ。
今日は白い梅にメジロさんが2羽来ていました。動きが細かくてコロコロ変わるので見ていて飽きません。写真に残すよりまぶたの裏に残しておきたいのであまり撮影しませんが、なんとか写ったものもありました。
中央にヒヨドリさんです。人間がいるとすぐに飛んで行ってしまうので近くに来てくれたのはめずらしくてパシャリ。ほっぺたのオレンジ色がかわいいのですよねえ。
河川敷を歩いていたら見かけました。この子はツグミさんでしょうか?遠かったしあまり見ないので自信がないです。詳しい方いらしたらぜひ教えてください。
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カラスノエンドウ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ。
いわゆる雑草たちも、日当たりのいいところでは咲き始めたようです。
これから道端にたくさんの花が咲いてくれる時期がやってくると思うと胸が高鳴ります。
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いつものねこちゃんたち。無事に冬を越してくれてよかったです。地域猫で人間からごはんをもらっているとはいえやはり野良猫です。この地域に住んでたくさんの猫たちを見てきましたが、もう会えなくなった子もたくさんいます。野良猫の寿命は短いものです。この子たちはまだ元気そうですが、いつ姿を見せなくなるかわからないですから、会えたときは「今日もあなたに会えてうれしいよ」と伝えています。(一方的にですが。)
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春がくると気が昇りやすくなります。なんだかソワソワして浮足立つ季節ですよね。それは人によっては、頭痛やめまい、動悸や胸の苦しさなどの不調として現れることもあります。
深呼吸や運動をして、気が上の方にたまらないように全身に巡らせていくことを意識していきたいです。
あたまのてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」というツボが、気をおろしてくれるお手軽なツボです。もしソワソワしたらやさしく指圧してみてください。
季節の変わり目ですから、不調が出やすい時期です。鍼灸院やマッサージ、整体などのお手当てにいってあげるのもいいですね。
くれぐれもみなさまご自愛くださいませ。そして心身の調子を心地よいものに調整して、色とりどりな花にあふれる春本番を迎えていきましょう。