4/4~4/19頃、二十四節気は「清明」です。
清明とは「清浄明潔」の略で、春の清らかで生き生きとした様子を表しています。
木々の若葉が一斉に芽吹き、溢れるように花が咲き、やわらかな春風と明るい日差しに万物が清らかに明るく感じられる季節です。
梅が終わり、桜が散り始めるこの頃、木々の新芽と色とりどりの花たちによって、世界はわっと春の気に満ち溢れています。
いつもの公園散歩も華やかです。
こちらはウコンザクラ(鬱金桜)。黄色っぽい花弁をしています。
たくさんの花弁が重なり合っていてかわいらしいです。
こちらはツツジたち。
子どものころに蜜を吸っていたのを思い出します。
名前はわからないけど素敵な花たち。
春、いちばん好きな季節ではあるものの、実のところ体調が不安定になりやすいです。気が昇る時期なので活動的になる方も多いかなと思いますが、2月の立春から徐々にわくわくを増大させてものごとに精力的に取り組んでいくと、どうにも4月下旬くらいに失速してしまうんですよね。
結果、GW明けには「しんどいな」となってしまいます。
毎年の傾向としてわかっているので、あんまりわくわくしすぎないようにセーブして、いきなり活動ギアをあげずにふだん通り過ごすように心がけていますが、それでも「なんもしとうない」期が来ちゃいました。
ちょうどここ3日くらい、寝るだけ、食べるだけ、(仕事はするけど)あとはなにもしない。をしておりました。
がんばったら壊れる前に休息。だいじですね。
花の写真を撮りながらうろうろしていたら、ねこさんが寄ってきてごはんを要求してきました。
↑「にゃー(ごはんちょうだい)」の顔
このへんの地域猫たちは人間にごはんをもらって生きています。いつもいる子たちはみんな耳カット済みで、どなたかが去勢避妊手術を手配してくださっているようです。
野良猫という存在の是非は置いておきますが、いま生きているねこたちがひもじい思いをするのは嫌だな、と、わたしもごはんを持ち歩くようになりました。
ちなみにこのあと2回おかわりを要求されました。よく食べる。
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歩いていたらごはんがほしい子がふたり。
ごはんはほしいけど人間を信頼しているわけではない、絶妙な距離感です。触れ合うつもりはないのでかまわないのですが、こっちはなんにもしないのだから、そんなに緊張しないで食べれればいいのになあと笑ってしまいます。
過労で右腕を痛めております。最初は親指がつるような感じがして、徐々にほかの指に広がり、腕、肩、肩甲骨の痛みになりました。
定期メンテナンスでお世話になっている鍼灸院で先生に相談したら、「血虚」の症状のひとつだねえとのこと。どうにもわたしは疲れると血虚になりやすい体質のようで、まぶたがピクピクしたり耳鳴りがしたりするのですが、今回それが行き過ぎて筋肉のひきつりにまで現れてしまったようです。
ゆっくり休めば治りますよと言われましたが、毎日キーボードをカタカタして絵を描く人生ですので、酷使しっぱなしなわけです。
ひとまずこれを機に、マウスとキーボードはいいものに買い替えようと思います。からだが資本ですね。
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それでは今回はこのへんで。
春の陽気に打ち負けないよう、無理せずゆるりと過ごしていきましょう。ご自愛くださいませ。