二十四節気は「大寒(だいかん)」になりました。
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今年の冬はあたたかい。暖房(エアコン)をつけずに過ごしている。
エアコンをつけると空気が乾燥してのどの調子が悪くなるので、なるべくつけたくない。
仕事部屋では足元用のパネルヒーターを常備している。常に足元はぽかぽかだ。今シーズンはさらに電熱ベストを導入した。これがあたたかい。
ワークマンのメリノウールの肌着+スウェット+電熱ベスト+モンベルのアクティブインシュレーション、その上にもこもこの羽織をまとえば、完全防寒だ。仕事部屋は換気のために窓を開けて1日中過ごせる。
部屋の気温はわたしが確認した中では最低9℃。これくらいだったらしのげることがわかった。
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数日前に紅梅が開花して、いままさに満開を迎えようとしている。
今日はいい青空だったので、カメラを持ってお散歩に出かけた。
青い空に濃いピンク色がよく映える。
花はいくつかがぎゅっとまとまって咲いているようだ。梅の花を描くのはむずかしいんだよねえ。
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梅が咲いたとなれば、毎年恒例のメジロさん撮影チャレンジ。
望遠レンズがほしいほしいとむせび泣いているが、また今年も買えなかった。18-55mmのレンズでがんばる。
今日は運よく、メジロさんはかなり近くまで寄ってきてくれた。このあたりにはヒヨドリやムクドリも来るけれど、彼らは近づくとすぐに飛んで行ってします。
メジロだけが人間を気にせず花の蜜をついばみ続けてくれる。
肉眼でじっと眺めていると、わたしが思っているよりからだが小さいことに気づいた。かわいいなあ。
白い梅はまだつぼみ。
この黄色い花の名前はわからない。
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そして今日はなぜか鳩さんと巡り合う日だった。
日向ぼっこ?
こちらを伺っている。かわいいね。
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2023-24の七十二候イラストを完走した。
1年で72枚、つまりだいたい5日に1枚のペースで絵を描くことになる。実はなかなかにしんどい。ふだんはフルタイムで会社員をしているし、休みの日は山遊びもするし、時間を確保するのがとにかくたいへんだった。
暦より遅れてしまう回もあったし、うまく描けなかった作品もたくさんある。でも今年は「100点じゃなくていいから描き切る」ことを目標にひたすら描いた。
後半になるにつれて、手の抜き方がわかってきた。モチーフや構図を決めたり、手を動かすスピードもあがってきた。継続は力なりだなあというのをここ数年は痛感している。
自分の得意・不得意についてもある程度自覚できてきた。得意は伸ばして不得意は底上げできるようにがんばっていこう。
暦のイラストは、今年中になんらかのかたちでプロダクトにしたいと構想している。みなさんの生活に彩りを添えられるよう、尽力していく。
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ここまで書いたところで、しずかなインターネットは「ですます調」で書いていたような気がしてきた。でもわたしは「である調」の方が気が楽なんだ、本当は。
だから今回はこのままリリースする。
さあ、もうすぐ「立春」。わたしの大好きな春だ。
気が昇ると体調をわるくするから、下に下におさえる意識をしつつ、それでも楽しみにしていよう。今年の春はどんな春になるかな。