1月13日 金 寒い
毎日、この時間に1人になると、気分がずんと重くなる時がある。特にこれといった理由はないが、ふと、どうして自分はこんな人間なんだ、と思う。
創作物について考えている時に、全くいいものが浮かばず嫌になる。こんなときに、数年前の自分のことが浮かぶ。あの時の私は、今思えばかなり創造力に溢れてたからだ。
推しのイラストは何枚も描いていたし、Twitterのタグもちゃんと描いていた。たまに見返して思うが、何をどうしてあの絵を描くに至ったか分からない。今の私には、昔は浮かんだだろう絵の構図が、少しも浮かばない。私はこれで、昔の自分が心底羨ましくなる。
成長をするにつれて、絵は上手くなるが、創造力が乏しくなっている感覚がする。これは、誰かに、そんなことないよ、と言われてもどうにもならない事だ。なぜかと言われれば、そんなことあるからだ。
普段日常をすごしている上で、こんなことは少しも浮かばないし、こんな考えは忘れている。ただ、人と話すのをやめて、1人になって、深夜二時、SNSを眺めてはいつもこのことを思い出す。
数年前の自分の創作性と、同時にその時の自分がどれだけ拗れていたかも思い出す。それでさらに嫌な気持ちになる。悪循環、だと思う。何が循環しているかは知らない。してないかも。
ただ、今の自分が前より創作をするのが下手くそになっている気がするのは、きっと頭の中の創作ネタというものが空っぽになってしまったからだろう。触れるコンテンツが明らかに狭まったし、関わる人もすごく減った。創作意欲を掻き立てるものが、自分の頭、知識から無くなっている。
でも、まだ多少は残っている。TRPGをやっているから、まだ創作が続けられている。残ってるなら、これ以上すり減らしてはいけないな、と思う。
どうせ朝起きたらこのモヤモヤは1度消える。そう考えると自分の脳はえらく幸せだなと思った。
早く寝てしまった方がいい。幸せに生きておくために。