人間関係の不安
これをやめたらよかったこと
こういう人になりたい
こういったテーマの記事を読んでいると必ずといっていいほど第1章では一般的に当てはまることが書いてある。そして続く第2章では、その記事を書いた人の体験談があり、最後には体験をもとに解決案が提示される。
そして私は失望する。
一般的に当てはまることを冒頭に書かれたものだから、引き込まれて、もしかしたら私の悩みも解決する術があるのかもしれない!と。そして解決策は私には当てはまらない…と。なぜなら私はその記事を書く筆者たちのように親と折り合いがつかなかったわけでも、学生時代にいじめに近いことをされたわけでもない。
もやもやした思いのまま、その記事を閉じる。
よくあるのが、自分の好きなこと得意なことに注力しましょうというのがこの手の記事にありがちである。
ないんだよなー
好きこそ物の上手なれ
ないんだよ
この、ないんだよというザラついた気持ちだけで擦り傷が増えていく。探せばあるのかもしれない。けれどパッと思い付かないそれは本当に好きなものなのだろうか。
完璧主義なんじゃない??
とも言われるが、それも違う。完璧主義ならこんなくしゃくしゃに積み重なった布団の上で、歯磨きもせず、ボサボサな頭で記事なんて書いてない。
さっさと"好きなこと"とかいうカサブタができてくれりゃあいいんだけどな
解決策のない悩み