「たそがれ」のコミュめっ…………ちゃ良かった……。今更読んだ。
黄昏時の屋上で円香と果穂がお話ししてコロッケを買いに行くまでの話。
円香の透に向けるような人間くさいぐちゃぐちゃ感情と同じくらい小糸ちゃんに向けるような柔らかな優しさが本当に好きで、それが前面に出てたコミュだった。そして私は果穂の朗らかさも他人を思う優しさも大好きで、それも各所に散りばめられていた。最高〜。なんだこの最高のコミュ。
果穂と円香の距離感を探るような会話もいい。
序盤、果穂の誰かの真似をしたようなセリフに対して「(いきなりそんなことを言うなんて)どういう意味?」と円香は尋ねる。果穂は「(たそがれって)どういう意味?」と捉えてしまうんだけど、それに対して円香は指摘しないんだ。そういった彼女の優しさが好き。
その一方で「たそがれ」の意味について間違いを正す円香も好き。「テストに出たら間違えないようにね」の言葉の優しさよ。
かなり直接的な言い方できっと放クラだとこういう言い方はしないんだろうなと思う。それでもやっぱり生きていく上で果穂の障害になるかもしれないところをはっきり取り除くのは円香の現実的な優しさが出てて良い。
これに対して素直に「はい!」が言える果穂も本当に好き。
その後要らぬ心配をしてしまったことに気がついて円香が怒っているのではないかと思った果穂が「失礼なこと言っちゃって……ごめんなさい……」と謝れるの凄いよね。謝れること自体もそうだけど、何に対して謝らなければいけないのか、をちゃんと言えているのが凄い、凄いよ〜〜本当に小学生?
円香が果穂に放クラのようには振る舞えないから、年を気にしない感じで接したいんだけど、と提案するのもめっちゃ萌えた。何がとは説明できないけど……。
そして極め付けはラストシーン。
果穂が夕焼けの写真をとって綺麗だと円香に見せるんだけど、それを見て円香はこう言うんだ。
私写真や絵を通して相手の見ている世界を感じるっていうのが本当に好きで好きで。
これを円香がいうのがさ、本当にさ、ありがとうとしか言えないわ。
ただでさえ推しの二人なのに、なんか、なんだこの二人の感じ……。
ありがとうアイドルマスターシャイニーカラーズ…………。