過去に発行したような日記本を今後も継続して作っていきたいと思っていて、そのたたき台のような気軽な日記をここに書こうとしていたんだけど、いったんやめることにする。
物理(紙)の同人誌を有償で頒布する利点の一つとして、読む人の数を絞り込めるというのが大きい。インターネットに全編無料でアップロードすれば多くの人に読んでもらえるけど、「誰でも読める」というのは同時に「誰に読まれているか分からない」ということでもある。意図しない方向に拡散する可能性が捨てきれないわけだ。その点、物理かつ有償の同人誌ならば、基本的には頒布した冊数ぶんの人数に届いていると把握できる。それがいい。身の丈に合った、手の届く範囲の人たちに伝わればわたしは満足だし、むしろそれこそが書きたいことを書くための勇気になる。……そういう本を作るためのたたき台を、全公開のインターネットでやるのは合ってなかったな、と今さら気づいたのでした。
最近購読してくれた方などもちらほらといらっしゃって、嬉しいとともに申し訳ない気持ちもあるのですが、つい先日までのスタイルの日記はいったんお休みとします。再開するとしたら、それ以前のような日報っぽい書き方のものになるかと思います。そのときはまたよろしくお願いします。
追記: 2024-12-18
いろいろと考えまして、再開してみることにしました。精神的に無理のない範囲で、書きたいときに書きたい場所に、書くことを続けていきたいと思います。