※ネタバレ注意
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震電離陸のシーンで流れた曲。おそらくシンゴジの『無人在来線爆弾のテーマ』みたいに『震電のテーマ』で定着するかもしれない。
ゴジラ二回目。やっぱり二回目でも面白かった。前回は処理できなかった敷島の心の動きをちゃんと理解することが出来た。一回目は典子さんが吹き飛んだショックで何も考えられんかったんや……。
ゴジラ駆除作戦に最初は自棄で参加したけど、野田さんの『これは未来を守るための戦いなんです』の一言で、敷島は明子の未来を想像したんじゃないかって。
きっと死にに行く自分を典子は許さない。でも、もうどうすることも出来ないから、敷島はヤケクソで特攻する気でいた。これは今思いついた妄想だけど、もし敷島がヤケクソ状態のまま震電に乗っていたら、作戦中に怖気付いてしまう世界線もあったかもしれない。
だけど、明子の未来を守りたいと思ったから、覚悟を決めることが出来たんじゃないかって。そこに橘さんの後押し。もう心が震えて震えて。
そして何度見てもカッコいい海神作戦。
ゴジラの出鱈目な熱戦→「やっぱり退却しましょうよ! あんな熱戦食らったらおしまいだ!」→野田「ゴジラは熱戦を吐いたらしばらく撃てない! 今しかないんです! 腹決めてください!」→艦長「……海神作戦、開始!」
の流れからの劇場内に響く重厚なゴジラのテーマ。駆逐艦が発進するのに合わせてるのがもうヤバい。
これから挑むのは出鱈目なデカさと強さを持った怪物。勝ち目は少ないどころか奇跡に近い。それでも、恐怖に震える身体を抑え込んで、果敢に立ち向かっていく。
急きたてるように通常よりテンポ速めに感じたゴジラのテーマ。もう興奮で心拍数がエライことになる。激アツシーン。あそこ見るためだけに劇場に通いたいレベル。
そんで二回目に見て気付いたこと。一回目に見た時よりも、作戦開始からゴジラが沈むまでのシーンを短く感じた。
一回目はゴジラにワイヤーが巻き付くまで異常に長かった気がする。いつゴジラが戦闘機から意識を外して、こっちを狙ってくるかわからないっていう緊張感が凄かった記憶があるし、しかも実際に狙ってきてたから「早く……速く速く速く……!」ってメチャクチャ焦りまくってたから、長く感じたのかも。
二回目の海神作戦は短く感じたけど、やっぱりすごかった。ゴジラが海底へ一直線のシーンも「行けー! 沈めー!」ってなったし、浮上してきたゴジラを見て「くたばれぇぇぇぇ!」って心の中で叫んでた。敷島が脱出して無事だったシーンも、タイミングを間違えれば死んでた、って思うと本当に無事でよかったと橘さんと同調したし。
敷島をの心の動きをちゃんと見れて、作戦は成功するって分かってても手に汗握ってた二回目だった。
一緒に見に行ってくれたトッチャマも面白いって言ってくれたしハッピーやで。