てがろぐに載せた『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の感想をまとめておきます。
新しく書いたら下に増えます。
11章まで
ロッキー(仮名)がめっちゃチャーミング。
主人公に「人間は寝る」について説明されて、「なんでまた長い……」ってわからなさを示しながらも最終的に「了解!」と返してくれるのが、異星の生き物も尊重してくれてる感じがしてとてもかわいい。
17章まで
主人公の持ち前の愉快さと好奇心、そしてロッキーとの出会いにより、死への悲壮感と詰み感がどんどん薄れて、展開がどんどん明るくなってきてる。
「やったぜ!」(拳を突き合わせる)で涙ぐんでしまった。
全部読んだあと
姿形も、文化も、言語も違う異星の生き物が自分と話そうと努力してくれて、自分が生きるのを諦めないで居てくれる……、というのが描かれていて、すごく嬉しかった。
ハプニングが何度も起きながらも、どんどん作中の道のりは明るくなっていって、それなのになんか涙が出てくる、不思議な読み心地でした。
とにかくロッキーが魅力的。ロッキーと主人公がお互いの言語を理解してフランクな会話をしている最後のシーンが好きだった。
『ラチェット&クランク』という大好きなゲームがあるのですが、それを思い出したりしました。
キツネっぽい種族の子と、小さなロボットが一緒に冒険して、最終的に銀河を救う話。
ものすごく遠い種族(にみえる)のふたりが、お互いを理解しようとしている姿がものすごく好きなのかもしれない。