最近、どうやったら文字入力を速くできるか検討している。少し気になっているのが音声入力だ。「音声入力なら、人によってはタイピング入力よりも速い」ということで、私も試してみることにした。
私は大体30分で1,000文字くらい打てるので、1時間で2,000文字前後打てる計算になる。寿司打だと普通・上級の元が取れるかどうかぐらい。音声入力を使うと確かに入力自体は速いが、結構文章を考える時間があるのであまり変わらない気がする。タイピングの場合、考えながら入力しているので、文字入力の遅さが気にならないこともあると思う。音声入力だと話さなければ文字入力ができないから、ちょっと困るなと思った。
音声入力環境
私の音声入力執筆環境は、Windows 11とシェアウェアの音声入力ソフト「Sokki Voice」を使用している。この二つで音声入力を行い、ChatGPTに清書を頼んでいる。以前はSokki VoiceやChatGPTのみで作業していたが、この二つを組み合わせることで、PCから直接(自分の環境ではスマホでしか音声入力ができなかった)入力ができること、そして句読点や変換ミスなどの修正ががだいぶ改善されることに気づいた。
また、Sokki Voiceで喋りながらChatGPT側で清書変換を行える。他のアプリだと、ChatGPTの返信を待たないといけない分、文字入力が遅くなってしまうが、Sokki Voiceなら待ち時間なしでしゃべることができて便利かもしれない。
Sokki Voice + ChatGPTの欠点
もちろん、音声入力にも欠点がある。まず一つ目は、マイクの環境を整えなければならない点。私のデスク環境では有線のマイクを設置する必要があり、準備が地味に面倒くさい。一応、無線のスピーカーやイヤホンを使って入力することもできるが、これにはこれで音質が悪いという問題がある。
そしてもう一つの欠点は、パソコンのウィンドウ配置を考えなければならない点かな。文字入力を行う場所と音声認識を行うボイスのウィンドウを同時に開かなければいけない。今日のような日記ならまだしも、本の執筆の場合は資料を開きながら喋る必要がある。最低でもデュアルディスプレイ、理想は3つあると理想的だが、机のスペースがないのが困りものだ。
この記事も音声入力で書いた
ということで、音声入力を試しながら書いてみた。精度はどうだろうか?
この文章の時点で930文字くらいあるが、音声入力では15分しかかかっていない。いつものペースに比べると約10分の短縮を実現している。これはこれですごいかもしれない。
音声入力に慣れれば、もっと速く文字入力ができるだろうなという気がしている。なんだかタイムアタックみたいで楽しいな。もう少し前向きに検討してみようかな?