悲しきObsidian情報商材の世界

相戸ゆづな
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公開:2026/1/27

最近、XのObsidian界隈で情報商材が流行っている。どのくらい流行っているかというと、某有名情報商材インフルエンサー「イケなんとか」さんが今回の情報商材について煽るくらい。

Cursorが流行り始めたころから怪しい兆しはあったんだけどね……。ここ最近は「Obsidian×AIで稼ごう!」という輩と「Obsidianで金稼ぎするのはけしからん!(Obsidian×AIでバズって本を出した人が中心になって発信)」みたいな地獄絵図になっている。

そんなことだから、昔からXでObsidianのことについて発信していた人は某SNSに避難している。こちらは平和なんだけど、逆にXの話題を出しちゃいけないようにも感じて。愚痴をはこうにも抵抗感がうっすらあったりする。

ということで、ここで吐かせてください。

モヤモヤを吐き出したい

個人的に一番モヤモヤした投稿が1つあって。要約するとこんな感じ。

「『Obsidianを情報商材にするのはけしからん!』って言っている人がいるけど、じゃあそういう人達が丁寧に情報発信していたか?」って俺は言いたくなる。

(中略)

素人目線で教えてくれる有料情報の方が有益でしょ

これ見た時はすごくショックでね。「先人たちが切り開いてきた情報をそうやって吐き捨てちゃうのか……」みたいな気持ちでいっぱいで。今情報商材を書けているのも、その人たちのおかげなんやで。というか、そういう人たちを見てきた。

なんだかなー……、まあ確かに「客観的にみて、先人たちの記事がわかりやすい・わかりにくい」基準が違ったかもしれない。しかしね、そういう形で情報商材を肯定されたらさ、泣いてしまう。

先人たちはタダで飯のタネをくれる人なのか

これ占い界隈でもそうなんだけどさ。Webで親切な人が情報をまとめたりするわけよ。とくにエンジニア寄りの人たちは「自分が苦労したところをメモして、シェアして、お互い助け合おう」みたいな精神があったのね。

そんな互助精神をしていたところに、横から情報を掻っ攫って「この情報は有益!」ってやる人が出てきた。まあそれ自体はまだいいのよ。適正な価格で体系的にまとめられていたらそれはそれで価値がある。

だからなんだろうな。先人の互助している場所にどかどか入り込んで、我先にと情報を掠め取っている姿が嫌なのかなぁ。互助的にやっていた人たちをメシの種を与えてくれる人。それ以上もそれ以下の価値もないって扱いが嫌なのかな。

占い界隈で思うこと

ちょっと話がそれるんだけど、実はこういう流れは占い界隈でもあって。占い界隈も情報商材に塗れていて、なんならObsidian情報商材よりも一桁・二桁多い価格で売られていたりする分、占い界隈の方がエグかったりする。

この記事を書く前は占いのノウハウや情報・アイディアを色々書いていたんだけど。それをやめちゃったのよね。その理由の一つに「私の出した情報が情報商材にされる可能性がある」というのがあった。

自分の活動していたコミュニティー3つ(AIとかもそう)が情報商材に塗れている。悲しいね……。

Webに公開する意味

悲しいのはわかった。じゃあこれからどうするよって話なんだけど。

  • 有料にして乞食をある程度はじく(なくならないとは言っていない)

  • 公開範囲を限定的にする・なくす

この2つかな?と思うんだけど、どうなんだろうね。公開の範囲をある程度絞って、狭い世界に閉じこもるという点が共通している。そういう意味では、このしずかなインターネットも同じ。

自分としては、あんまり限定的にしたくないんだけどね。お互いに助け合ったり、情報を渡し合ったりするのが好きだったから。でも、今のインターネットでは難しいんだろうな……。

なぜ自分はWebで公開するのだろうか。そこから考え直した方がいいのかもしれないね。

@yuzuna
しがないただのヒツジ