今日は午前中に仕事、午後に研究室で卒論の発表練習があり、そこから筑波に戻って夜はCodeforces Div1の2時間バチャ。
移動中は「AIとSF」からいくつか短編を読んだ。AI題材で自分の分野と近いということもあり、個人的にはかなり好き嫌いが大きく分かれるような作品構成をしているように感じた。このような題材だとやはりSNSでよく見る作家たちの小説が面白く感じる。柞刈湯葉「Forget me, bot」や品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)「ゴッド・ブレス・ユー」、安野貴博「シークレット・プロンプト」など、どれも満足度が高かった。これらの作家と少しジャンルが違う作家の中では、揚羽はな「形態学としての病理診断の終わり」や津久井五月「友愛決定境界」が面白い。特に後者は年間ベスト級と言えるのではないだろうか。