バズったはいいけれど

zawaworks
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最近、Xでバズった。

フォロワーも800人増えた。TikTokでバズるのを何度も経験しているけど、Xではなかなかない。

勝手に「大人たちは自分の名誉のためにリポストしたがらない。だからXで俺はダメだ」と思っていたが、案外そうでもないらしい。といってもリポストしているのは大学生が多かったんだけど。

ただバズったときの感情は安堵と興奮と焦燥感だ。

安堵というのは「赤点じゃなかった、セーフ」みたいな悪い結果にならなかったことへの感情だ。

興奮というのは競馬で万馬券を当てたような感情だ。頭からドーパミンが溢れてくるこの感覚。まるで脳からエナジードリンクが湧き出てくるみたいだ。バズるたびに僕は止まらない通知欄を何回も確認する。これが止められない。

ただバズったあとに襲ってくるのが焦燥感だ。「また同じ結果を出さないといけない」。たまたま叩き出してしまった点数を次も出さないと、フォローしてくれた人々は離れていく。これは何回も何十回も経験している。

次も面白いものを考えないと。でも、「コエチョコ」という僕の中の到達点を出してしまったから、これ以上が考え付かずに一ヶ月が経ってしまった。

「面白いことが起きてくれ」。と、思いながらペンを走らす。

まあ本当はキーボードをカタカタしてるんだけど。

@zawaworks
思春期の妄想を叶える装置を発明