一般的にFediverseにはLTLが存在するサーバーが多いと思います。と言うか、ないサーバーはMastodon、Misskeyを問わず、fedibird、Nightly fedibird、隠れ家、Misskey.cloudぐらいしか知りません(最近、増えている、と言う話ですが)
そもそもLTLの一般的な意義
これについては、もともとMastodonにはTwitterのようなおすすめタブなどの機能がなく、HTLが空っぽである、とのことで、フォローする人を探しやすくするための機能、と認識しています。
正直、Mastodonを始めた当初はHTLが空っぽで、何が何やら、戸惑ったモノです(^^;
Twitterから移行した人はだいたい、ここで戸惑うのではないでしょうか?
MisskeyのLTLは少し意味合いが違う
実際にMisskeyに触れてみて使った感想です。
Misskeyの場合、Activty-pubを実装して、Fediverseと連合できる機能こそありますが、基本的な設計思想はローカル完結型、と認識しています。なので、Misskeyでは他サーバーとの繋がりよりも内部でのコミュニケーション、つまりLTLでのコミュニケーションを重視する基本設計となっていると思っています。
また、サーバーの中には、LTLでの交流を名言していて、他サーバーとの会話については、LTLに放流しない(HTLで行う)と明確に規約にて制限しているサーバーもありました。
国内のMastodonも似たようなモノ
個人的にはそう思っています。
Mastodonでも他サーバーとの交流が活発、と言うよりはLTLでのコミュニケーションに重きを置いているようにも見えます。
私自身がそうなのですが、FediverseではあまりFF関係を構築していません。LTLで会話が終わってしまうからです。
fedibirdの場合はLTLがありませんが、ハッシュタグ#fedibirdがLTLの代わりになっているのが実状だと思っています。
国内のFediverseは掲示板に近い
これが私の個人的な感想です。
日本は古くは2chに代表されるように、BBSがインターネットに根付いていた文化があったと思います。なので、各サーバーがいわゆる2chの板に相当すると考えると、LTLを用いたコミュニケーションはこれに近いのかな、と。
所謂ジャンルサーバーと言うのは、これに特化した形であり、よりかつての2chの板に近いのではないか、と思います。
掲示板文化は日本人に親和性も高いと思います。
Twitterはあくまでマイクロブログ
Twitterは根本的にマイクロブログ。リプライによるツリーで会話することはできますし、何だったらDMだって飛ばせますが、基本的にTLで会話する、と言うことはありません。
TLのジャンル自体はFF構築でどうとでもなりますが、基本的に複数アカウントを持っていたとしても、完全に使い分ける人は少ないので、雑多なTLになりがちです。
まぁ、この辺のカオスなところもTwitterやFediverseの汎用サーバーの人気の一つ、なのではないでしょうか(知らんけど
LTLで会話をするということ
前述の通り、これは掲示板です。なので、複数人で会話をし、コミュニケーションを取ります。そうなると、必然的に会話の流れ、と言うモノが出てきます。流れに沿った内容は次々と同じ話題の乗った投稿がされますが、流れに沿わない投稿は、言葉を選ばずに行ってしまえば、無視される傾向があります(無視が悪い、と言っているわけではありません
こうなると、流れに乗り損ねたら、無視されるのを覚悟で壁打ちするか、会話に乗るしかありません。
会話の流れが自分の嗜好と合う内は、苦になりませんが、これが苦手な話題となったら、正直、会話に乗るのは憚られます(私はそっ閉じしていますが
言葉選ばず行ってしまえば、下ネタ等が苦手ですが、TLの会話に参加している大多数がその話題を楽しんでいるのに、水を差すのは野暮というもので、そうなってしまえば、口を紡ぐか他所に行くかが賢明かと思います。
幸い、Fediverseは分散型サーバーであるので、いくらでもアカウントは他のサーバーに作れます(ただし、イーロンおじさんがTwitterを改悪するたびに、Fediverseに人が流れる関係で、現在のFediverseは招待制のサーバーが増え、自由にアカウントを作成出来なくなりつつあります。
マイクロブログの利点と欠点
利点
前述の通り、マイクロブログは会話に流れがありません(ツリーやDMでのやり取りは別ですが)
なので、基本的に好きな時に好きなことを呟けます。
Twitterはリアクションがないため、リアクションだけ送る軽いコミュニケーションができませんが、リアクションを実装しているFediverseのサーバーでは軽いコミュニケーションができるため、軽い気持ちで呟くことができるのではないかと思います(だからと言って、攻撃的、批判的、主義主張の強い呟きを連投するとミュートされるかもしれませんが(^^;
欠点
軽い会話はできますし、特化した話題に対し、少人数で会話するならツリーで可能ですが、マイクロブログ型は会話が発展しにくいと思われます。なので、濃密なコミュニケーションが取りたい人には不向き。
なので、私はLTLのないSNSを好んで使っています。
一部、ioなどのチャンネルで情報収集をしていますが(チャンネルはLTLよりさらに話題に特化しているので、より話題が先鋭化して高度な情報が得られやすいと思います。2chで言うところの特化型の板みたいなものでしょうか)
それ以外は気楽に呟くことができるfedibirdを好んで使っています(fedibirdを使っているのは、リアクションのあるLTLのないサーバー、と言う理由だけではなく、他にも色々な理由があるのですが)
また、Twitterも未だに使っていますが、こちらは気楽に呟くことができるかと言うと……あまりお気持ち表明には向いてませんね(^^;
よほど強い意志と根拠がない限り、お気持ち表明は他の人の標的になるので、Twitterでは辞めた方がいい、と言うのが私見です。