凄い速いスイスポがいます。
しかも、その人はプロじゃありません、アマチュアです。しかも伝手こそあれど、基本的にショップからの協賛などはありません。全部自前、自腹を切って車を製作しています。これは凄いことです。
アマチュアでは、間違いなく日本一速いですね。ヘタしたら、プロも含めて、スイスポでは十指に入るかもしれません(私が知る限り、スイスポでは現状、4番手ですね。
ですが、私の目標ではありません。
リスペクトもしています。応援もしています。
ですが、私の目標ではありません。
誤解を恐れず行ってしまえば、私の目標はもっと下ですw
そもそも、車が違います。
ベースは同じスイスポですが、改造度が違います。もはやカテゴリー違いと言ってもいいかと思います。彼の車がレーシングマシンであれば、私の車は乗用車です。彼の車はシートも運転席以外は取っ払い、エアコンや内装もすべて取っ払い、シルエットが変わるレベルでエアロ(ウイング)の類がてんこ盛り。屋根など鉄板ではなく、カーボンに交換してます。
対して、私の車はエアコンもシートも内装も付いてる快適仕様ですw
そのまま車検も通ります。

こんな感じなので、まぁ、フツーじゃねぇよ、と言われたら返す言葉もないのですが、ノーマルからの逸脱のレベルが違います。
私が目指すのは、あくまでも乗用車としてのタイム
それもタイヤ館で面倒見てもらった、誰でもマネできる日常使いもできるレベルのスイスポでのタイムです。カテゴリー違いの車を目指しても参考にならず、正直、走行動画を見ていません。車が違いすぎて、参考にならないからです。正直、同じように走ろうとしても、車がついてこれません。
想定できるタイムはだいたい、読めています。あとはどこまでそこに近づけるか、だけです。
そう考えると、至ってシンプルな話だなぁ、と。
閑話休題
野球の話だとわかりやすいかも。
高校球児で大谷翔平を目指そう、と現実的に思っている人、何割いるんでしょうね?
さすがに種目もレベルも違いすぎますがw、要はカテゴリー違いの存在ってそーゆーモノです。
憧憬や応援する対象としては、アリかと思います。
ですが、それを目標、とするとなると、また別の話。自分がどこに行きたいか、どこに至りたいのか、そこを見失うと、時間とお金がムダに溶けていきます。
これ、かつてあるプロドライバーに言われた言葉なのですが、自分がある程度、速くなると、それが身に沁みてわかります。
まだ遅かった頃は、サーキットに行くたびにタイムが更新されていくので、それはそれで楽しかったです。ですが、その時は自分の限界も目指すべきタイムも全く見えませでした。
今は逆に目指すべきところは見えたからこそ、逆にいい意味でモチベーションになっていますし、やるべきこともわかっている、と思っています。