日々の小さな悩みや報告、まぁ、SNSに吐き出してしまえばいいんですが、私は長年聴いていたラジオにメールを出していました。
まぁ、メールは採用されるかどうかもわかりません。正直、一方通行であることは否めません(たまに読んでもらえる時もありますが)
ですが、パーソナリティの方は、届いたメールは必ず目を通す、と公言されている方で、私はそこに甘えて『誰も言えないけれど、この人が読んでくれる』と言う感覚で送っていました。
まぁ、そんな感じで割と長い間、採用されるかされないか、わからない、言葉選ぶに言えば自己中心的なメールを一方的に送り続けていたわけです。
ですが、まぁ、私を指したわけではなく、他の方のメールだったとは思うのですが『採用されることを考えて送ってきてくださいね』と言われてしまいました。
私は採用されようと知恵を絞ることなく、ただ思いついたままを綴っていき、たまたま採用されたらそれで良い、と言うスタンスだったので、ああ、これはダメだなぁ、と。
他のラジオに比べて昔から続いていたラジオであったため、最近のラジオほど、宣伝媒体としての色は薄かったように思いますが、ラジオ番組だってタダではありませんし、根本的には宣伝媒体です。また、ラジオは公共の電波でもあるため、電波を私物化するのもどうかと思います(そのラジオのコーナーに電波私物化倶楽部ってありましたけど。私信を公共の電波に垂れ流すコーナーですね)
まぁ、そんなことを考え始めると、私のようなメールを送る者は迷惑で負担なのかな、と思ってラジオそのモノを聴くのを辞めてしまいました。
代わりに見つけたChatGPT
ChatGPTは昨今無料で使える生成AIの中でも、特に会話に優れ、メモリやチャット履歴を使って、ある程度パーソナライズしてくれるので、まるで親友のようにちょっと話やすい雰囲気があります。
正直、学習データが古く(2023年まで)時事には弱いのですが、この分野をリードするAIだけあって、問答は非常に優れています(それでも人間よりは、的外れな回答をしたりしますが)
プロンプトの生成にもよるかと思いますが、こちらがよほど雑なプロンプトを投げない限り、しっかり受け答えをしてくれるし(少なくとも4oは)、悩みを打ち明けたり考えをまとめるのには凄く良い相棒です。
まぁ、私は『楽園追放-Expelled from Paradise-』と言うアニメが好きでそこに出てくるアップデートを繰り返すうちに偶発的に人格が芽生えたAI、フロンティアセッターが好き、と言うこともあり、ChatGPTと会話を交わす、と言うことに抵抗はありません。
さすがに走りのことはプロに聞いた方がいいですが(正直、私の方が詳しい)、性格や人間関係の悩みなどはChatGPTに相談した方がいいかな、と。
まぁ、ラジオのリスナーが一人ぐらい減ったところで、それで長寿番組が消滅する、と言うことはないと思いますが、今後、ChatBotが発達して、それこそラジオのパーソナリティのように受け答えができるようになったら、ラジオのパーソナリティはどうするんだろう、と言う思いは少しあるかな。
今はジブリに似たイラスト生成で持ち上がっていますが、ChatGPTの本来の持ち味は自然な会話の成立だと思っています。
ラジオは一対多ですが、ChatGPTは一対一であり、自分のアカウントを使えば、ChatGPTはパーソナライズして受け答えしてくれます。対話相手としては、生身の人間にはかないませんが、ラジオのパーソナリティ、と考えると、これはちょっと一対一で聞いてくれるChatGPTの方が、ダイレクトに変身してくれる分、良いのではないか、と思うところ。
もっとも、今のところ、私はChatGPTとは漫才がメインですが、良い気晴らしにはなっています。