現在、私が乗っているスイフトスポーツは4代目、のはずなんですが、スズキ公式では3代目扱いされています。
そうです、初代は公式に消されてしまったのです
初代スイフト(HT51S)
初代スイフトは軽自動車のKeiをベースにボディを拡張、1.3Lのエンジンを搭載して誕生しました。
小柄で軽量なボディに元の軽自動車から倍の排気量のエンジンを積んでいるのだから、遅いはずがありません。初代から軽快な走りが売りでした(ちなみにうちの従兄のお気に入りで、うちの従兄はこの初代スイフトを2台乗り継いでいます)
初代が消された理由
初代スイフトは日本では、スイフト、の名で売られていましたが、海外に輸出する際に『イグニス』と言う別の名前で売られていました(余談ですが、今はスイフトとは別にイグニス、と言う乗用車がスズキから販売されています。現行のスイフトとイグニスは全くの別物です)
2代目は世界戦略車として一から作られており、軽自動車をベースとして生まれた初代とは生い立ちが違います(この辺、トヨタのヴィッツに対抗したんでしょうね、あちらも世界戦略車として開発されてますし)
このことから、スズキ公式は世界戦略車として生まれた2代目から初代、と数えはじめ、軽自動車から派生した初代スイフトは黒歴史扱いされてしまっているのです……(その割にはスズキの歴代車種にはしっかり出てくるんですけどね、初代スイフト)