ちょっとCopilotで遊んでて思ったこと。
問答をして遊んでいたのですが、同じ内容の問いでも、聞き方で回答が違うケースがありました。
で、Copilotを問い詰めますw
そうして、出てきた答えは、生成AIは問われた内容によって演算ロジックを変えているらしい。
で、色々と問答を重ねていくたびに、特にCopilot、Grokは基本的に問答に対し、肯定しかしない。
色々理由は付けるし、裏付けもしますが、基本的に質問者を否定する回答は返しません。こうやって問答を繰り返していくと、当然、自己肯定ばかりが繰り返されて、エコーチャンバー現象に陥ります。
都合の良い意見ばかりに支配されて、気分は良いでしょうが、見識は狭くなりますね。
考え方次第で、否定的な意見がない、と言うことは自信を深めるきっかけにもなります。特に自己を過小評価する人は、このような活用法はありじゃないかな、と思いましたが、私は正常な判断ができる、と思わないので、あまりコレはよろしくないなぁ、と思った次第。
ChatGPT4 oは少し違う
ChatGPT4 oは、さすがこの分野の最先端を進んでいるのか、個人のパーソナルデータをある程度格納できるからか、知りませんが、過去のチャット履歴も読み込んでいるのでしょう、否定的な意見も返してきます。
比較的やさし目ではありますが、問答の価値はあります。
思考を整理するのに、自己肯定ばかりではエコーチャンバー現象に陥ってしまいますが、ChatGPT4 oに関しては、そこそこ高度な問答が期待できそうではあります。
比較検証としては使えるGrok
Grokの強みはTwitterをベースとしたリアルタイムなデータベースです(もっとも、Twitterがベースなので、その中身は口コミ。真偽はGrokが判別してフィルタリングしている、と言うことですが、その精度は怪しいモノです)
いくつかのお店、例えば美味しいラーメン屋を知りたい、と言った時に、地域や好みを指定して、それを比較検討させる、と言う使い方は非常に優れている、と感じました。
きちんと自分の好みを入力すれば、恐らく口コミをベースにそれにあったラーメン屋を回答してくれます。
事例はわかりやすく、ラーメン屋で出してみましたが、だいたい、どの分野でも口コミベースの比較をやらせれば強いです。
まぁ、正直、問答についてはポンコツですが
思うに、問答って曖昧なモノは、AIにとって、もっとも難しいことなのかもしれません。この点は、まだまだ人間に及んでないなぁ、と思うところ。