ここで言うSNSとは、主にTwitter、Youtube、私はやっていませんが、Instagramもそうでしょうか。そうなると、同じメタ社のThredsも怪しいですねw
他には、io、9inverse辺りもそうかもしれません(どっちもアカウント持ってるのに、9inverseは仕様しかわかりません(^^; ほぼ使ってないため、実状はわからないので、適当に書いていきます。
これらのSNSは、注目度が高い人の方が露出度が上がります。
検索するとわかりやすいのですが、上位に来るのは、だいたいその道の第一線の人たちばかりです(まぁ、Twitterは時系列に検索すれば、その限りではありませんが
TLやおすすめ動画、等々に表示されるのは、やはり閲覧数、再生数の多い人が多いです。そして、閲覧数、再生数の多い人は、その道の第一線の人が多いと思います。
マイクロブログ型のSNS(Twitter、Misskey等)はリツイート(あるいは同等の機能)で、何度も取り上げられるため、どうしてもよく目に付きます。さらに良く目につく、と言うことは閲覧数も多いため、やはりおすすめ、の機能がある場合は、どうしてもおすすめにはそういった実力者が載りやすいです。
ioにはおすすめはありませんが、ioのLTLは濁流で、まともに読めたモノではないと思います。結果、何度もリノートされる人がLTLに何度も現れることになるため、やはり注目度は高くなっていくと思います。特にioなどは、LTLが人探しの場としてしか機能していない(Fediverseの思想からすれば、それがあるべき姿な気はしますが)ため、LTLで注目される人はフォローされ、フォロワーも増えていくことで、ますます注目される、と言うことになるかと思います。
これの何が弊害なのか?
第一線の実力者の露出度が高く、それ以外の人は埋もれてしまう、と言うことです。イラストに例えて言えば、非常に上手い人ばかりが目立ち、そうでない人は埋もれてしまいます。
それの何が問題か?
SNSのTLや検索結果を眺めていると、上手い人たちばかり出てきて、それ以外の人が出てこない。こうなると、SNSを中心に情報を取得してる人、極端に言えば、世界との繋がり方がSNSに偏っている人からすると、世の中は絵の上手い人たちばかりで溢れてしまうことになってしまいます。
まぁ、それは極論ですが、イラストをSNSで探すと、上手なイラストしか出てこないことになります。そうなると、イラストを描いてる人はみんな上手いのではないか、と言う錯覚に陥らないだろうか?
まぁ、イラストがよく散見されるので、イラストで例えました(実態は知りません(^^;
車界隈で言えば
TwitterやYoutubeでサーキットの車載動画やタイムを検索すると、上の方に出てくるのは、大抵、上位ランカーのタイムです。そして、車の話に限って言えば、あまり速くない人で動画やタイムを上げる人は珍しいです。そりゃ、SNSを見れば、速い人達ばかりなのだから、遅いタイムを出すのは気が引けるでしょう。それは当然の心理ではないかと思います。
ここでSNSの情報を鵜吞みにする、極論を言えば、SNSの世界が全てだと盲信してしまった場合、サーキットを走っている人は上位ランカーばかり、と勘違いしてしまいます。実際はそんな上級者ばかりではありません。初心者の人もいますし、そんな速いタイムではないけど、楽しんでらっしゃる人もたくさんいます。
そんな情報を信じてしまったら、サーキットなんて猛者ばかりで初心者が行くような場所ではない、と足が遠のいてしまっても無理はないでしょう。
まぁ、車の場合、実際にサーキットに行ってみれば、リアルの世界ではそんな速い人ばかりではない、とわかります。
でも、イラストとかだと、どうだろう?
これに関しては、私は門外漢なので、何とも言えません。ですが、リアルの世界でイラストを発表する場と言うのは思いつかず、せいぜい同人誌即売会の類でしょうけど、コミケに代表される同人誌即売会への参加自体がハードルが高く、結局、イラストの世界ではどこを見ても敷居が高い、と感じてしまうかもしれません。イラストの世界だと、本当に実態からしてそうなのかもしれませんが。
とりあえず、SNSに籠らずリアルに出よう
まぁ、イラストの話はそれこそ門外漢でわかりませんが(^^;
実際にSNSは注目されやすい人ばかりの露出が増えてくることは確かだと思います。ですが、そこばかりに囚われてしまうと、基準が勝手に引き上げられて行って、参入するのに二の足を踏むことになりかねません。
何かを始める時、SNSを始めとするネットの情報を調べるのは手軽で良いかもしれません。ですが、そこばかりに囚われず、まずはリアルの世界でその身に感じてみるのもいいかもしれません(とSNSに書いても説得力がないわけですが。